レンゲショウマに癒される ― 2017/08/03 20:07

レンゲショウマが咲きました。
昨年よりもまた大きく背をのばして、まん丸いツボミをたくさんつけて、その状態で随分長いあいだ留まっていたので、待ち遠しさが増しておりました。
それで実際よりも待っている時間を“長く”感じてしまったようで、待っていることを忘れた頃に咲いていた、というのが素直な感想です。
ということで、おそらく今日咲いたはず。
昨朝、雨が上がっているスキに庭をぐるっと回った時には、ツボミだけズラズラ並んでいるように見えましたし、昨朝以降は今夕まで庭に出られなかったので、そのあいだに咲いたものと思われます。
今日咲いていたのはそれぞれ違う株から1輪ずつ、合計2輪。
群生しているわけではないので、気にして見ていないと見逃してしまいます。
花だけ見ると、風鈴オダマキの夏バージョンかと思うほどに、花の形がとってもよく似ていますよね。こんなに驚くほどよく似ているのに、レンゲショウマとオダマキを同じキンポウゲの仲間と思って見ていないのは、レンゲショウマの全体のフォルムがオダマキと比べてスッキリした印象だからだと思います。
話がショウマからそれますが、庭には何度も何度も“風鈴オダマキ”を植えましたのに、何が気に入らないのか風鈴オダマキにとってここの庭は、住み心地の悪さにおいてはパーフェクトらしいです。
それでも毎年のように植え続けましたが、ことごとく地面の彼方に消え去り、またもや今年も地面から出てこず仕舞いでした。石の上にも3年×2+1で7年が過ぎた今回、ついに完全に諦める決心がついて”風鈴オダマキ”は夢の植物となりました。(遅っっっ)
ところがミヤマ(深山)オダマキなら、こぼれ種でなにげに増えまくっておりまして、たくましいタイプのオダマキならこの庭にも存在できる模様。
せっかくなので、5月に咲いて終わったミヤマオダマキの写真をひとつ。

すでに種を製造中のサヤが背後に見えますよね? パチンとはじけて仲間を増産するこの仕組みは、かなり効率のよい方法のようです。
(カタバミだとその効率の良さが鬱陶しいけれど)
キンポウゲは花がとてもおとなしいので、ミヤマオダマキみたいにドンジャラ増えてくれるほうが見逃す心配がなくていいですね。
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