カマキリが重たそうに見えた日2015/10/28 20:17


カマキリの姿を見たのは、脚立に上がって、ロシアンオリーブの枝を刈った時以来。

10月始め空のダイニング2”で話題にしました)

 

今だと、秋の虫や、冬越しの準備をしている昆虫を捕まえて、食べているのでしょうか?

体が重たそうに見えました。


そんな今年は、バッタが少なめで、しかもバラと隣接しているブッドレア(バッタが憩う木)に、たびたび虫忌避のニームエキスがかかってしまっていました。

そのせいで、虫がガクンと減っているスポットができてしまっていたはずで、今年、庭に飛んできたカマキリは、獲物探しに余計な労力を払っただろうと思います。

 

と言っても、ブッドレアとバラの周辺を狩り場に選ばなければ、餌はふんだんにあったはずですが。

 

 この先、鳥にでも襲われない限り、あと1〜2ヶ月ほど生きているでしょうし、できることなら無事に生き抜いて欲しいです。

というのも、体力を温存しながら、命が尽きるまで生き切るカマキリの姿には ”感じ入る” ものがあるからです。

なので、見届けられると嬉しい・・・。

 

ところで、写真に写っている場所の付近は、ほぼ毎年のように、カマキリが最後を迎えていて、まるで、カマキリ専用の天国の門でも建っているかのようです。

ここを終の住処に選ぶ特別な理由が、きっと何かあるのでしょう。

餌が豊富? 風雨をしのげて快適? 冬でもここだけ暖かい?

 

春になるとこの付近から、バッタのお子供達がワイワイ出てくることもあるので、カマキリにしてみれば、ここは・・・レストラン・・・色んな意味で天国の味がするのかも。

そういえば、この近辺にカマキリが卵を産み付けていた年もありましたし。

 

もちろん、カマキリの多くは翅(はね)を持っているので、いつでもより良い場所を探して、ここから移動していくこともあるでしょう。

なので、今回もまた、最後まで観察させてもらえるといいのにな〜と思いながら、産み付けられた卵がないか、カマキリの姿がないか、時々探し回っています。