清澄シラヤマギクと友禅菊 ― 2019/11/21 16:13
寒さが増した今朝は、蛇口から出てくる水道水が暖かく感じられました。地中は暑い季節の名残でまだ暖かいのでしょうね、どうりでモグラの地下活動の勢いがおさまらないわけです。
そんな今日は庭の和ギクについて、ひとつふたつ……。

秋の野菊、キヨスミシラヤマギクの花の青みが強くなっていて、今がとてもキレイです。
シラヤマギクといっても、ノコンギクだから青いのでしょうね。

こちらは咲き始めの頃の様子。すでにフチにうっすらと薄紫にもピンク色にも見える色が浮いていて、咲き始めからプリティです。
以前もお話ししたことがありますが、とにかく放っておくと増えまくるので、途中で間引きをしています。今年はかなり強く間引いて「さすがにやり過ぎたかな」と心配になりましたが、秋にはほどよい加減で復活。ここ何年かの間に、いろんな方法で育ててみましたが、個人的には植木鉢で育てるほうが楽しめるかなぁ……永久鉢植え管理の木と一緒に植木鉢で育てたり、このノコンギクだけを鉢植えで育てたり。地植えの場合は一箇所狭い場所に入れたらガンガン間引きながらの管理になっています。(→ほんの少しだけれど手がかかる)

青い青い〜、日が当たらない時間は青さがよくわかります。だんだん日が短くなって、朝晩の暗い時間を青く感じる今の季節に、とてもよくマッチした野菊ですね。

こちらは白いユウゼンギク。
庭の何箇所かに植えられたユウゼンギクで生き残っているのは2箇所で、今回無事に咲いたのはこの白い花の1箇所のみでした。
もう一箇所のユウゼンギクは、根元付近がモグラの地下道になったせいで、途中から地上部分が倒れながらの成長になり、今回花は不発に終わりそうです。……モグラが好んで通る場所はある程度決まっているので、本当はモグラの地下道候補地は避けたほうが、花の被害が少なくて安心といえば安心。
けれど、モグラの通り道を避けて植えた場合、言い換えると、何も植えられない場所を作ってしまうと、ただでさえ面積の狭い庭が半端じゃなく狭くなってしまいます。
なので、モグラの影響で根元から倒れかけたとしても、しぶとく生き残れるかもしれない草花の生命力にかけて、菊の仲間やシソの仲間を植えているのでした。
今年はたびたび来襲した台風でなぎ倒されたきりになった草花が多く、植えられた場所が災難に見舞われたせいできれいに咲ききれなかった和菊が他にもチラホラ。残念ですが、また来年の秋に、無事に咲くのを待ちましょう〜。
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