西沢渓谷は晩秋へと2014/11/03 10:40

3連休の初日、西沢渓谷へ行きました。
関東エリアの皆様ならご存知の通り、初日だけが雨でしたね。
早朝に家を出たときは、湘南エリアはポツポツ降っている程度で、車で山に向かって進んでいる最中も、時々霧がかかるくらいの天候。
ところが、西沢渓谷について歩き始めてから間もなく、ザンザカ雨が降ってきまして、それ以降、当日はほぼ一日中雨に見舞われたのでございます。

ということで、雨と紅葉の西沢渓谷を、堪能してまいりました。

紅葉は沢の中盤あたりがピークでしたよ。山の上の紅葉はもう終わっているようでした。

渓流沿いの紅葉は、雨でツヤツヤしておりましたから、とても趣きがあって心がしっとりとしましたよ。
渓流がライムグリーンの反物のようで、紅葉した色とりどりの木の葉が、まるでグリーンの着物の生地の上に散らばっているようでした。

秋ですね。
食欲も増し。

渓谷入り口で売っている “あん入りヨモギ餅” と “山菜ご飯” を買っておきましたので、それを昼食に美味しくいただきました。
何度でも食べたい味です。

ところが、昼食をお腹に入れてもなかなか体があたたまらず、寒さと雨は、お昼以降は少し辛かったです。
服装で調整しても、じわじわと冷えていく感じで、頭の中にはカイロ/お酒/温泉・・・が思い浮かんでおりました。

ところで、
渓谷の途中に吊り橋があるのですが、進行中、引き返してくるご家族がありました。お散歩感覚でおいでになった様子で、最後尾におられたお婆さんは、普通の杖をついておられました。
そのお婆さんが突然話しかけてこられまして、「この先は危ないよ!歩けなかったよ!みんな、すごいね!どんどん入っていくけど、帰ってこられるのだろうね?」
と、心配&驚きをあらわにしていました。
とりあえず、「装備があるから、大丈夫ですよ」と返事しておきました。

はい。そうなんです。
吊り橋を渡ったら、コースは険しい渓流沿いの山道になります。吊り橋までの道がきれいに整備されていますので、知らずに歩いているとギャップに衝撃を受けるのではなかろうかと思います。

西沢渓谷は装備は必須です。
トレッキングシューズはハイカットのものがおすすめですし(大きめの尖った石&岩が目立ちます)
出がけに天候が不安定な様子なら、合羽は必ず携帯しましょうね。

プチ・ガイドでございました。

明日もまた、続きをご紹介できたらと思っています。