生きもの見聞録

すでに満開になっているモッコウバラがトレリスからはみ出して、フワフワ揺れながら咲いています。

庭の植物の中でも、もっとも大量の黄色の花をいつものように咲かせてくれるので、この時期は、モッコウバラを見るたびに明るい気持ちにさせられています。

今年は植え替えをせず、施肥だけで管理をしてきましたが、たくさん咲くものですね。

鉢から出す予定はないので、花後のこれからの１年間をどのように育てるのか思案中です。

こちらはウズラ葉タンポポの黄色い花。

花はただ普通にタンポポなのですが、葉っぱが目を楽しませてくれるので気にっています。

次々と花が咲くぶん綿帽子もたくさん飛んでいくのですが、ジワリジワリとしか増えません。

昨年、零れ種から芽吹いた株も、今春は土の中から姿を現しておりません。

発芽率はそんなに高くない？　せっかく芽吹いたとしても根付くとは限らない？

タンポポなので日当たりが悪いウチの庭には不満を抱きやすいのかも知れませんね。

この鉢植えの株は、年々根っこが充実していっている様子で、春になって地上に現れる葉の豊かになっていくのを楽しみに待つようになりました。

さすが庭のレギュラー名脇役、愛着がわきまくっております。

こちらは久々にお目見えする三時草。

昨年はうっかり株を傷ませてしまって、全体の株の量が４分の１以下になり、しかも花を咲かせるどころではなくなりました。

１年間かけて養生（乾燥した場所に放置）して、それでやっと今春、復活のノロシがあがったところでございます。

少し西に傾き加減の太陽光を浴びながら全開になったので、強い日差しが好きなのでしょう。

うっかりミスに懲りたので、雨の降り込まない、乾いた場所に鉢の置き場を固定しました。

なのでまた、三時草は順調に成長して増えていくと思います。