スグリとナツハゼ ― 2017/06/23 20:09
食べるかどうかはさておき、じきに収穫期を迎えるはずで、いちばん大きなサイズに膨らんだ実をジワジワ押して、熟れているのかどうかチェック・・・今日も触った感触では食べごろという感じがしないので、あともう少し様子を見ることにします。
最近になって実が赤く染まってきたのが赤フサスグリです。
実が青かった頃は背景に埋没して気づきませんでしたが、よく見ると絶妙な配置とバランスで実が下がっていて、いい具合にデザインされている姿に感心。
・・・ぜひここの環境に馴染んでほしい願望が高まりました。
というのも、マイナス30度あたりまで耐えるらしい耐寒性の高いスグリたちにとって、プラス30度近くもある暖かな土地の気候は、間違いなく酷なはず。
その証拠に、隣家で何年か前に「グーズベリーを植えた」と聞いたのですが、育っている気配がありません。(庭に食べられるものが実ると必ず配りにくる隣人さんなので)
そう考えると、無謀なチャレンジをしたのかと一抹の不安を覚えますが、工夫で乗り切ってみたいと思います。
こちらはナツハゼ。ついに今年から地植えに切り替えました。
そのせいか、今回は花の咲き方がこれまでのようなキレイな感じにはならず。
まぁ、これから根を張って枝を大きく広げるわけで、本来のキレイさや充実感が出てくるのは数年先の話でしょう。
そもそも、植えた場所に馴染むかどうかの問題もありますし。
・・・で、このナツハゼに関して楽しみにしているのは秋の紅葉です。
鉢植えの状態で何年間か置いていた場所は、現在スグリたちが置かれている場所(半日陰)でそこでは、日光不足できれいに紅葉することはありませんでした。
でも今年から、日の当たる時間がこれまでより長くなるので、もしかしたら紅葉する?
葉っぱに、実に、枝ぶりに、ナツハゼは鑑賞するところの多い魅力的な雑木ですから、つい欲張って紅葉も見てみたくなりまして、どうなるのか今から結果が待ち遠しいです。
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