久々のスカーレットと元気なマチルダ2017/09/07 18:25

9月に入っていきなり涼しくなって以来、朝晩はかなり過ごしやすい毎日が続いています。

それの影響か、バラは快適そうにしていて、いくつかの秋のツボミが順調に膨らんでいます。

 

そんな中、久しぶりにレメンブランスが1輪咲きました。

他のバラと同じように病害虫対策をしていたのですが、レメンブランスに限っては、今年はことごとく病気や虫にやられっぱなしで、花なんて期待するどころではありませんでした。


それが今朝、小ぶりの花を1輪ポツリと咲かせてくれて、咲いてみればやっぱり鮮やかなスカーレット、この色は小さくても目を引きます。


実は、最初の頃はこの “イギリスの赤” に微妙に馴染まない感じがしておりましたが、重くもなく、軽くもなく、派手すぎず、地味すぎず、コレ意外に絶妙な赤色かも……。

何よりも、花を見た瞬間に明るい気持ちになりましたので、このバラにはもっともっと精力的に咲いてほしくなりました。

地植えにして以降、レメンブランスは根を張ることに専念していたはずなので、来年からはもうちょっと花が見られるのではないかと期待しています。


ちなみに、スカーレット色というのは黄味が入った赤色で、日本の緋色よりは明るい赤なのだそう。無意識に日本の色感覚で判断するせいか、最初は捉えどころのない不思議な赤色に見えましたが、これはこれでハマりそうな赤色です。

 

こちらはマチルダの花。マチルダはとっても元気です。

春の甘い花色をした一番花に比べると色がほとんど淡くなって、近づけばほんのりピンク色ということがわかりますが、遠目にはただの白色に見えます。

花の中心付近に見える黒っぽい何かは、さっそく花粉をめがけて飛んできていた、ハムシのチラリ見える体の一部です。

同じマチルダの花でも、こちらはピンク色について指摘されなければ白にしか見えない状態になっています。きっとこれから先も、秋口の花はこんな感じで咲くのでしょうね。


そんなマチルダは、夏の暑さに弱る気配もなく大きな花を咲かせているので、なるほど、強いバラの仲間に入れられるだけあるようです。

可愛らしいうえに強健なタイプのバラは重宝しますね。