優しい冬毛/デグー2017/11/29 18:31

冬毛話が続いているので、今日はデグーのルディさん(ルー君)の様子をお話しいたします。

 

ルー君の冬毛への換毛はわりに早いタイミングでやってきて、気づけば毛質の違うボディにモデルチェンジを済ませておりました。しかも、抜けるときはいっせいにドバッと。

 

ネズミだけに体も小さければ抜ける毛の量も少なく感じまして、その間の掃除もラクでした。

 

夏毛が麻のようにサラッとして硬めなら、冬毛は猫っ毛でとても柔らかく、繊細な感触です。


元々“毛”が薄い動物ですし、冬毛についても、見た目も触った感じも防寒の機能は低そう。

それにしても、苦手な季節を過ごすためにわざわざ“優しい冬毛”になるとは・・・原産地の冬は彼らにとってどんな風なのか想像してしまいました。

 

それ以外は、相変わらずプリティーなオヤジ風に騒いで、腹を出して豪快にくつろぎ、精力的に食べています。

 

こちらはトウモロコシやマイロをもらって食べている様子です。

始めの一粒目は、すぐに食べたい(膝の上)けれど、ケージに戻ってゆっくり食べたい気もする・・・らしく、葛藤の鳴き声を「ウキョ〜」っとあげながらオロオロ。結局、我慢しきれずその場にうずくまって食べ始めるのですが、「何かがそれどころではない」といった感じで落ち着きがありません。

 

が、3粒目、4粒目・・・と慣れた頃には、おねだりにも熱が入り、よく味わいながら美味しそうに食べています。

 

ところでルー君の暖房器具はすでにフル稼働中です。

床敷きパネルも“強”の面を使っていて、他に小さな壁掛け暖房パネルの合計2つで対応しています。

デグーにはちょっと少ない? ケージの外側をぐるっとバリケードで囲って空間を作り、狭い場所に暖かな空気がこもるようにしているので、少ない暖房器具でも十分温めることができています。なので大丈夫。


参考までに、ルー君のケージを囲むバリケードは養生ボードで作っています。

(日用品だけでなく資材も売っているホームセンターで購入)

じかにケージに布をかけたりすると、ウサギやネズミ(チンチラも)はケージの中から布を引っ張りこんでしまうので、ケージをダンボールやサークルなどで囲うと安心です。

それというのも、昔ハムスターのハムハムさんが、直にケージにかけた布を引っ張りこんで、うまい具合にくるっとくるまれて寝ていたことがありました。これはアクシデントになる可能性もあるのであまりオススメできませんし、手の使える動物は油断がなりませんよね。


というわけで、ルー君の冬の準備は万端です。

よほど冷え込む日があればタイマーで人間用のヒーターを入れることもありますが、基本的にこれで大丈夫です。

 

・・・実は、先週ウサギのお話しをしたときに、繰り返しの説明になると思って省いてしまったのですが、毎冬言っていることとはいえちょっと気になったので、バリケードの件を補足することにしました。

ウサギのケージを囲むバリケードはラビットサークルです。サークルには集めた廃品のアクリル板を貼っているので、ぐるっと透明の壁面ができています。

そのサークルで囲った上には養生ボードで簡単なフタを作っています。古いテーブルクロスはその上から全体を覆うようにかけています。

ケージにじかにクロスをかているわけではありませんのでご注意ください。

(先日のウサギのページにも同様の追加補足を入れています)

 



コメント

トラックバック