復活中のミツバハマゴウ・パーブレア ― 2018/06/21 16:06
急な夏日だったりいきなり冷えたりで、調子が狂ったのか秋に咲くアキチョウジが咲き、初春に終わったはずのボケの花も2〜3輪咲き、いまだに一部の植物は季節を間違えて狂い咲きしています。(写真は少し前から咲いているアキチョウジ)
そしていつもならすでに若葉をしげらせて充実しているはずのミツバハマゴウ・パープレア
(プルプレア)は、……実は今年はもう越冬に失敗して枯れてしまったと思っていたところでした。
もっと南の土地では常緑の植物のはずですが、ここでは真冬になると全ての葉っぱが枯れ落ちて、そして初夏になる頃にはメキメキと若い葉っぱがでてきて元に戻るのが常でした。
こちらが晩冬頃に枯れていたときの様子。いつも通りなのでこの時点では驚きませんでした。
そんな今年はいつまでも低温が続く日があって、なかなか新芽がでてこないばかりか、枝に生気がなくなっちゃいまして、こりゃいよいよダメになったのか〜と諦めておりました。
ずっと枯れたまま、初夏になっても復活しなかったので……。
そして諦めた頃、後釜に植えられそうな木を探しているときに、かろうじて生き残った枝からチョボチョボと新芽が出ているのを発見したのでした。
これって、ここからどうするつもりだろう? と言いたくなるような新芽の数々が木の幹にあたる部分から発芽。
今まで何年かかけて伸ばし広げた枝はまるで使い捨てられたように、太めの枝もふくめてたくさんの枝が枯れこんでしまい、最終的に寒さでダメージを受けずに生き残ったのは”幹”といってもいい状態になりました。
そんなこんなで新芽・新枝が出揃った最近、全体の手入れを済ませてみると、木の大きさはほぼ半分になりました。
ビックリのサイズダウン?考えてみれば、無用に大きくなりすぎずに適当なことろで刈り込めたので、「これはこれでよかった」というのが素直な感想です。
それにしても、このミツバハマゴウは意外に強く根付いてくれているようですね。
こうして、いろんな表情の季節を一緒に過ごしているようで、新たに愛着がわきました。
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