ヒペリカムに酷暑到来2018/07/02 16:42

ここ数日、明け方から濃霧が立ち込める日が続きました。

年に何度か、季節になると海と陸が濃霧でつながることがありまして、この濃い霧に包まれると、いつ朝が明けるのやら時間感覚が曖昧になりますね。

 

そんな今日は今朝から暑い晴れ空になりました。

いきなり梅雨明けした関東、予告なしの酷暑でまだ体が暑さに馴染んでおりません。

きっと梅雨感覚で咲いていた花々も、仰天しているに違いありません。

 

そんなさなか、ヒペリカムとキンシバイはシーズンを迎えているところでした。

ヒペリカムは実のなる木の中でも、開花してから結実までのスピードが速く、黄色い花が咲いたと思ったら、散りあとから実がぐんぐん膨らみだして、その実も、色づきはじめるとわりとすぐ濃い色に変化します。

こちらは雨の中で咲いていた時のもの。

 

様子を見てみないことにはわかりませんが、このぶんでは、シーズンを終えるのも早まるでしょう。

通常なら、実の中に黒いものが混じり出す頃、枝が広がりすぎないように選定してシーズン終了です。ところがこの暑さ……木を切るのを躊躇してしまいます。

とにかく手入れをするなら“夕暮れ時”ですよね。

 

キンシバイも、少し前から花が咲き始めていました。

どうやってか隣家の生け垣から種が運ばれてきては、庭の方々から生えだしてジリジリと数を増やしてゆくので、キンシバイは強い生命力を持った植物だと思います。

しかも、放っておくといつのまにか鬱蒼となって、なんとなく邪魔にんzってくるので、いつも花が終わる頃に強く地面近くまで切り戻ししてコンパクトにしています。

で、キンシバイは今回、早くから通行の邪魔になりましたので、花のシーズンが終わるのを待たずに切り戻したばかりでしたが、その翌日から猛暑。

すでに切り株のみの姿でスタンバイ状態になっていて、どう見ても危なっかしいので、とりあえず毎日水をかけています。

キンシバイは「いつものように季節を迎えられたなぁ〜」と実感させてくれる植物でしたが、なにげに早すぎた手入れが結果的にダメージを与えることになったかも。

 

今気になっていることは、早々に梅雨が明けて待ったなしに猛暑が始まったので「酷暑期間が長いってこと?」という心配。台風期間が長くなる、とも言えるのかな?

こんな年もあるのですね。