アナカリスの花と爆繁するウォータマッシュルーム2016/08/18 19:41

今の時期、屋外の明るいに置かれている水槽や水鉢の中では、水草がウジャウジャ、ニョロニョロ、爆発的な繁殖をしています。

水草のアナカリスは、置き場所によって5月頃に花が咲いたり、ちょうど今の時期に咲いたりするので、2度楽しませてもらっています。(ボンヤリと写り込んでいるのは白メダカ)

濃くて透き通った緑の葉に、透明な白い花びらのコントラストがきれいなので、これ見たさに屋外のメダカの水槽にはアナカリスを使っています。

(金魚にはマツモ)


こちらはウォータマッシュルーム。もう、どこをどう写せばいいのやら、と迷うほどの増殖ぶり。

このウォータマッシュルームは、日光と水があれば恐るべき繁殖を遂げる屈強な水草です。

水中に全体をボトンと沈めても、水面に向かって伸びた葉や茎は、あれよあれよという間に外へ向かってなだれ出し、着地したところに土があれば、まるで地上の植物のように振る舞います。

なので、知らない人が普通の花壇の中にこの葉っぱを見ても、まさか水中の植物とは思わないはずです。

先日も、水草としての本分を忘れたかのように、庭の雑草に混じって地面でフツーに増殖していたので、間引きを兼ねて引っこ抜いてしまいました。

 

実は、写真のこの大量に露出したウォータマッシュルームの下には、黒メダカの一群がいて、この個体群だけ、水草をかきわけないと姿を確認できない状態になっています。

しかも、今は水草が毎日大量の水を吸い上げるので、毎朝のように差し水をして、メダカのために水が浅くならないようにしています。


さすがにこれは少々面倒臭くて、しかもメダカをチラッとしか見られないし、「これは一体何をしたかったのだろうか?」と思い巡らす日もあったりします。

けれど、水はずっと綺麗な状態を保てていて、良くも悪くもリズミカルに新しい水が足され続けているので、当のメダカは快適そうです。


いずれ冬が来れば、ウォータマッシュルームはウソのように縮小して、小さな姿で越冬するので、ワサワサしているのは今だけと思って傍観です。

他にもアマゾンフロッグピットのように、とにかく夏の日光を好む水草は、今がピークとばかりに水面から溢れ出し中。

日々増えるので、適当に間引いていますが、その元気いっぱいな様子を見ているるのは楽しいです。