冷やし金魚中22014/10/17 10:56

昨日に引き続き、金魚談。(金魚の名はクーとカイ)

写真は、追いかけ回しっこをしている最中のものです。
黒のクーが赤のカイを追っていますが、この赤いほうがいつも追われているというのが基本形です。
良いエクササイズになっているのではないかと。
(抑えつけ合いっこの写真も、いつかご覧いただこうと思います)

・・・ということで、昨日のお話しの中にあった、大胆なほう、というのが黒のクーで、警戒心の強いほう、というのが赤のカイ、なのでございます。
エサの時も、クーの勢いに負けているのがカイでして。

まだ二尾が小さくて、サイズがこの半分以下だったころは、実はカイ(赤)のほうが強かったんですよ。いつも、赤が黒を追いかけ回していましたから。

ところがある時、なにかの理由で、大人しかった黒のクーが、突如水槽内の支配者になったのです。
最初は、二尾がすっかりオトナになり、カイ(赤)は受け身の♀で、クー(黒)がワイルドなオレ様♂になったのかな?と思ったのですが、観察する限りではどうも違う様子で。

そして数年がたち、仲良しの♂♂だったのかと。

ところで、最初に一目惚れして即買いに導いたのは、黒のクーのほうでした。
流れるヒレがシフォンのスカーフみたいにステキで。
で、赤のカイはちょっと変わっていたから選びました。今でも、ヒョウキンな感じがして面白いですよ。歌川国芳の浮世絵「金魚づくし」の金魚に似ています。
“ヒレ使い”と体の動きがソックリです。
歌川国芳はこういう体つきの、変わった動き方をする金魚を見て、絵を書いたんだなと勝手に思っています。

不思議なことですが、ヒレがただのヒレのような個体もいれば、微妙に“手”のようになっている個体もいるようですね。
写真のカイ(赤)のヒレは手のようですし、クー(黒)はただのヒレです。そしてカイは、よくこのヒレを手のような感じで活用しています。
といっても、ヒレはヒレですが・・・。

この二尾、見ていて飽きませんよ。
“無”になれます。(ぼんやりしているだけ?)

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