そら、きた。2015/02/20 14:34

リビングの扉に陣取っている猫のダン君です。
玄関のインターホンが鳴ると、ダン君は寝ていても起きてきて、この場所にスタンバります。
このガラス越しに起きる出来事の、成り行きを見守っていないと、気が済まない様子ですよ。

猫さんによりますよね?
ピンポ〜ン・・・が鳴ったら、ダッシュで押し入れに隠れて暗がりで目を丸くしている子もいれば、猫の置き物みたいにクールにやり過ごす子・・・。

ダン君はもともとヤジネコなので、インターホンに慣れるのも早くて、「なにきた?(わくわく)」・・・ドアホンの音は、ダン君にとって、いいことを運んでくる音になっているようですよ。

そうなる理由の一つに、日中は、ほとんど独りで1階のリビングに留守番状態で過ごしていて、退屈だな〜とのらくらしているのがあると思います。
2階で仕事をしている人間が1階に降りてくるのが、昼食の時と、インターホンが鳴った時ですから、ピンポ〜ン♪ はダン君にとって変化を楽しめる音になっているのでしょうね。

我が家は不便な場所にあって、食品やクリーニングetcいろんなことを配達でまかない、荷物の集荷も来てもらっている影響で、ドアホンがよく鳴っている家だと思います。

知らない人たちがやって来て、謎の匂いがするダンボール箱や手提げ袋を置いていってくれると、新しい遊び道具が増えたも同然で、ダン君は未知の袋や箱の中に入って、飽きるまで盛り上がります。

食品宅配が来た後のビニールの音は、ダン君にとって、「悪者に追いかけられる役」がやらせてもらえるサインです。
シャリシャリガサガサやっていると、背中を丸めてマオマオ言いながら斜め歩きで詰め寄ってきますから、 “バッサバッサ” とやってあげると、キャ〜と大興奮して全速力で逃げて、また戻ってきて、 “バッサバッサ” また逃げて、戻ってきて・・・。
やっぱりドアホンはダン君にとって愉しい音ですね。

根っからの甘えん坊で、人の姿や声、気配がそばにあるのが好きな性格ですから、玄関チャイムは寂しさが紛れるサインでもあるのでしょう。

そんなにドアホンが好きで、お客さん見たい? そんなダン君には、ぜひとも荷物の受け取り役を任せたいところです。