嵐と夏日に惑う/ヒメライラック&アイリスetc ― 2016/05/04 19:27
それが昼前になると、いきなり雨がやんで、今度は夏の日差しのような太陽が照りつけ、暑くなりました。
強風と夏の太陽。
少し前まで香りながら咲いていたヒメライラックは、これで完全に散り落ちてしまいました。
(写真は散る前のもの)

そろそろピークも過ぎたなぁ、と思っていたところに、時間を早送りするような風と日差しが襲ってきたおかげで、今年のヒメライラックはバタバタ大急ぎで季節を終えたようです。
そんな生暖かい強風が吹く庭を、ぐるりと見回ってみると、一番最初に鈴生りになったイワナンテンも、風に煽られながら、パラ、パラ、と花を落とし始めていました。

咲いたばかりの水色と白のツートンのアイリスも、風で横になぎ倒された先に、満水の睡蓮鉢が待ち構えていたせいで、花の半分ドボンと水の中。
真っ直ぐに起こしても、癖がついたみたいに斜めに倒れるので、支柱で支えてあげました。デビューしたとたんに嵐に見舞われ、水攻めにあってしまうなんて、アイリスには災難だったに違いありません。

まぁ、満開を迎えているところに暑い嵐がくれば、散るのは自然なことですし、スラッと上に伸びていたものが横や斜めになるのもまた、よくある出来事・・・。
倒れたり散ったりした草花は、ちょっとばかり惜しい気もしますが、同時に、嵐にびくともせずに開花継続中の草花を見ると、その平然としている姿が新鮮で気分が晴れました。
それにしても、昨夕、せっせとバラたちに散布した虫忌避剤のニームが、雨で流れてしまいました。
これで何度目でしょう、直近の天気予報を確認せずに散布したばかりに、無駄な労力を払う結果になったのは。
実のところ、早めに散った花より、またもや散布早々のニームが速攻で流れ去ったことが、一番悔しい出来事でした。庭のバラたちは、つぼみをたくさんつけているので、早めにニームの散布をし直して虫の来襲に備えねば・・・です。
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