ヤマアジサイで四方山話を ― 2016/05/26 19:30
昨日、会場で写真を撮ることができたのは、主催のヤマアジサイ先生が許可してくださったからで、その間は撮影禁止の札は立っていませんでした。
(アジサイ先生がご不在だと禁止の札が立っているようです)
結論→撮影は原則禁止
それから、昨日お話していた珍しいヤマアジサイの名前は“けはい”です。

空気感を表す言葉を使った名だった、というところまでは思い出せても、植物に“気配”とは・・・思いつきませんね。
実は、その“けはい”についての説明を聞きながら、儚げな水色のアジサイの写真を撮っていた時に、「何の気配?」という風に、この花から連想されるイメージが頭の中でムクムクと沸き起こっていました。
結果、アジサイ周辺になんとなく漂っている、漠とした雰囲気・気配は消し飛んでいて、個人的な思い込みによる想像図が頭の中に出来上がっていました。
同じ花を見ても感じ方は違いますし、言葉の受け止め方も皆一様ではありません。
というわけで、花の名前は連想ゲームの延長線上でみるみるうちに変化していき、脚色されてしまったのでした。
ついでに付け加えると、“憂い”を感じさせるヤマアジサイは始めてでした。
せっかくなので、今日も庭で変化中のアジサイたちの四方山話を少しばかり・・・。

十数年来、名前がわからなかったヤマアジサイは、どうやら“綾”らしいです。地植えにしてほぼ3年目にして、咲きながら色が変わる姿を始めて見て、大げさにいえば、お尋ね者の人相特徴に有力な手がかりが加わった、という感じでしたから。(花は終わり始めています)

テマリ咲きの緑星(みどりほし)は最後の色を発色中で、もうじき花を終えそうです。
苗木レベルのものを、地植えにして期間が浅かった昨年は、花は不発に終わりました。
なので“緑星”が一通り、まともに咲く姿を見たのは今年が始めてです。
感想は、大小ユニークな形のテマリは、大きさもほどよいサイズで、花の色もきれいだし、合格点です。

今日のしめくくりは、色づき始めた“倉木テマリ”。
(今の段階でテマリの大きさは直径3〜4センチ)
梅雨に庭が賑やかになるのも、庭に半日陰の部分が多いおかげですよね。
そのぶん、庭が暗くなりやすかったり、育て始めたバラも大半は苦戦続きだったりしますが、半日陰を好む植物は多くが快適そうで、見ていて和みます。
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