生きもの見聞録

少し前から、ヘメロカリスが咲き始めました。今が梅雨ということよりも、すでに夏であるということを感じさせる、ホットな花だと思います。

いつも咲く順番が決まっていて、今は、植えられている３種類のうち２種類が、ほぼ毎日花を咲かせています。

相変わらず、葉の量が多い植物なので、このヘメロカリスのそばに立っていると、庭全体が鬱蒼とする季節になったことを実感させられます。

このところ、雨が降ると花摘みがてらにハイドランジアを選定していましたが、それも、そろそろまとまりがついてきた頃。そんな時に、ヘメロカリスの周囲がモサモサしていると気づいて、アジサイにかかりっきりだったな〜と・・・ま、大きなハイドランジアの手入れは一仕事ですからね。

とにかく、今度は量を増す他の植物たちを間引いたり、勢いづく雑草を抜いたりして、少し重苦しくなってきた庭をスッキリさせたくなりました。

それにしても、植物が生い茂るスピードは凄い、の一言。例えば、バラも急に予想外の方向に枝を長く伸ばして、いきなり通行の邪魔を始めたり。

狭い庭で草が生い茂ると、暗い感じになりますし、足元付近で薄暗くこもった感じのところではやぶ蚊が何匹も舞っていて、花々の鑑賞より“退治”に気持ちが向かいます。

ただし、こんな今の、鬱陶しくて、清潔感がもっと欲しくなるタイミングというのも使いようで、ようやく思い切って間引く必要があるエリアをすっきりさせられそうです。

梅雨の半分にきたあたりで、毎日ポツポツと咲くヘメロカリスって、「庭が草で埋もれそうだよ」と気付かせてくれる花になっています。

（だから葉っぱの存在感が凄くて・・・）