ヒメフヨウが咲く2017/01/03 15:54


日差しも気温も春めいているからか、ヒメフヨウの木の上の方についたツボミのいくつかが、もう咲いてしまいました。

このヒメフヨウ(アニソドンティアor桜葵)は、春〜秋遅くまでほぼ1年を通して咲いている印象があるので、今咲いたとしてもそんなに不自然ではないものの、記憶では、冬になると一旦花はお休になっていたはず。

なので、春待ちのツボミが暖かさに誘われ早く開花したように見え、改めてよく観察すると、時間によって日光がよく当たる木の上の方は、多くの膨らんだツボミが桜色に色づいていて、気が早いと感じてしまいました。

 

実はヒメフヨウは、鉢植えで何年か育てていた株を、おととしの夏、水やりに失敗して枯らしてしまい、それに懲りずに昨年苗木を再び手に入れ、今度は最初から庭植えにして育てておりました。

なので今咲いているのは2代目の木で、昨年植えた当時は100センチ程度だった苗木も、今は2メートル近くになっています。

 

・・・ということからも想像がつくように、ヒメフヨウ(桜葵)は、成長が早くかなり勢いのいい植物で、鉢植えの時でも上によく伸びるうえに横にもよく広がっていたので、多少条件の悪い、庭の西側の一角に植えても大丈夫だろうと植えてみたのでした。


案の定、地面からドバーッと何かが吹き出すかのような勢いで、ぐんぐん育っています。


途中途中で邪魔な枝をどんどん取り除いても、あちらこちらから芽が吹きだし、それがシュバッと伸びて素早く新枝になるので、近頃ではどんな形の木になるのか面白がって手入れをしていますし。

 

おかげで、ローズマリーかラベンダーの低木のみで占められていた、西側の平坦で乾いた庭には、ヒメフヨウはいいアクセントになっています。

 



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