ハンスゲーネバインとオレンジマザーズデイ ― 2017/05/25 19:19

まだバラ初心者の状態に毛がはえた程度には違いないものの、少しはバラに適した環境を作れるようになったのかもしれない・・・と、次々ときれいに咲いてくれるバラに囲まれながら思いました。
ハンスゲーネバインは、平塚花彩ガーデン(平塚市)で見た鉢植えのハンスの大株に「うわぁコレいいなぁ」と魅入ってしまい、その場でドイツビールの銘柄みたいな名前を覚えたのがはじまりです。しかも折良く、即売所にハンスの苗木が安価で販売されておりましたので、即買いしたのでした。
それ以来ハンスは毎春、やれ数少ないツボミが虫に食われた、やれ花びらのフチが茶変してこ汚い開花になった、という具合に不発が続き、昨年からようやくマシな咲き方になってホッとしたのを覚えています。
というのも、ずっと見苦しい花が咲くようならバラは諦めようと思っていたからで、てごたえを感じるか、感じないか、ってけっこう大事なことですよね。
病気に強くて育てやすいバラを選んでいても、それなりに手をかけてあげなければ、やっぱりバラの美しさや魅力を引き出せません。
バラ園のプロが育てたバラや、ロザリアンのブログで見事に育てられたバラを見ていると、同じバラなのに、育て方が違えば見栄えも違うで、バラは気難しいというよりも純粋な正直者みたいですね。
立派に育てられたバラをみるたびに、すごいな〜と感心しつつも、まだまだできることがいっぱいあるのだなっ、と良い刺激を受けています。
とまぁ、バラが上手かどうかはさておき、試行錯誤をしながら、より素敵にバラを咲かせることがすっかり ”楽しみ” になりまして、どうやらバラにハマってしまったみたいです。
これもまた、バラの魅力のひとつなのでしょうね。
気づいたらバラがいっぱいありますし、庭にもっとスペースがあれば、えひ植えてみたいバラがたくさんです。

こちらはオレンジマザーズデイ。
小輪でも花をたくさんつけてくれるので、このバラの鉢植えが置かれている場所は、明るく、軽く、華やかな雰囲気になっています。
そして ”強健” という言葉がこのバラにはよく当てはまっていて、基本的な管理でドバッと花を咲かせるので、これまで世話をしたバラの中ではもっとも扱いやすく疲れさせないバラだと思いました。
(基本的な管理:マルチング、肥料、虫忌避剤の散布、花後の花がら摘み、冬の植え替え)
もし、いちばん最初にこのオレンジマザーズデイを手に入れていたとしたら、バラの入門はもうちょっとスムーズにいったのかもなぁ。
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