アピール損 ― 2017/08/15 17:54
この数日の間に、庭のオオバが急成長をはじめました。
写真は2日前のもので、今日には背丈がさらにのびたうえに多数の虫食い穴が出現。
レモンバームを食べ尽くしたバッタがオオバに移動してきているようで、穴だらけになる前にまめに収穫して、ウサギのフィー君にあげることにしました。
「とれたての新鮮なオオバだよ」と言われたところで、フィー君にとってオオバは副菜の中でも人気の低い葉っぱらしく、副菜が2〜3種類ある時は必ずオオバは後回し。
ちなみに、プランターで作っている生の牧草も、乾燥した牧草のほうが好きらしくて大して喜ばれません。
どっちみち、好き嫌いに関係なく生きた草を食べてもらうことに意義があるので、こちらとしては食べてくれるのであればそれでヨシ。オオバの前で、ウサギにテンションを下げられようとも、好みよりは栄養とか鮮度とかが優先です。
時々チンチラのズー君にもオオバをあげておりまして、こちらはウサギとはうってかわって、真っ先に喜んで食べてしまいます。
カブや大根、人参の葉よりも食い付きがいいのは、たまにしかもらえないというよりも味が好みなのでしょうね。
そして「もっとください」とアピールをされるのですが、ウサギほどに食べていいのかどうかがさだかではないため、追加のおかわりはありません。
なので、オオバはアピールしても徒労に終わる植物となっているのでした。
欲しがるから、もっとあげたくなるのですけれどね。
そうこうしているうちに、来月は猫の年に一回の予防接種で獣医さん(チンチラの専門医)のところへ行きます。ちょうどいいので、今回はあげていい “生のハーブ類” についてチェックいただこうと思っています。
庭に生えているハーブ類はイタリアンパセリやコリアンダー、レモンバーム、オオバ(青と紫のシソ)タイム、ローズマリー、カモミール、セージ類、オレガノ、ミント類、その他諸々。
これらは人間が活用するために植えたものですが、そのおすそわけで、ウサギとチンチラにもそれぞれ食べられるものをあげています。この中から、ミントとセージの種類とオオバについて、それぞれチンチラには食可か、あげすぎ注意か、不可か、お尋ねするつもりです。
なにがともあれ、これからしばらくの間、ウサギのフィー君は、あってもなくてもどっちでもいいオオバ(青)をもらう回数がいつもより増え、テンションが下がる中で夏を終えることになるでしょう。
チンチラのズー君は、かすかに漂うオオバの香りだけを嗅ぐ回数が増えるにつれて、やっぱりテンションを下げながら夏を終えることになりそうです。
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