ミユキメダカ ― 2017/12/18 17:15
家族がサカナの家族を増やしてくれたお話です。
先週末、珍しい金魚の熱帯魚を見つけたと言い張る家族が、サカナ入りの瓶を買って家に帰って来ました。
露天で売られていた、青光りする熱帯魚みたいな小魚に思わずみとれたのだそうで、他に赤いのや透明のもいたけれど特にこの青いのが格別で、ジーンときたのだそうです。
瓶に入れられたその金魚の熱帯魚という不思議な小魚は、ミユキメダカ。(幹之めだか)
思わず「コレいくらしたぁ?」と心の中で愚痴りましたし、「けっきょく面倒見るのは誰?」とも思いながら、瓶の中の小魚について家族が語る変な説明に黙って聞き入っておりました。
これはテッカマンなのだと。
希少価値の高いサカナで、赤や透明のヤツより凄いのだ云々。
(テッカマンはタツノコプロのアニメ。個人的にはガッチャマン派です)
きっと昔も今も “テッカマン思い” だから、売り子さんが口にした “鉄仮面” という言葉をテッカマンと聞き間違えたのでしょう。実際ミユキメダカには鉄仮面と呼ばれるものがいますので・・・。
それに、たとえば「鉄仮面みたいな〜」と売り子さんが言ったのを「テッカマンである」と早合点したのでは? と予想したくなるようなお値段でもありました。
(1尾150円足らず/平均的なミユキメダカのお値段…少々お安めのようにも思います)
・・・で、早合点したかどうかはさておき、なぜこのメダカがテッカマンと縁のある熱帯魚に見えるのか、納得のいく説明をしてほしくもありましたが、原因不明の喜びがこみ上げる様子でしたので、そのまま夢を見続けてもらうことにしました。
そもそもこの10年来、スーパー光メダカとか、白/青/オレンジ/黒、最近は楊貴妃メダカとか、いろいろなメダカが家にいたことがあるのだけれどな? 変わり種のメダカは時々目にしていたはずなのに。
それにメダカなら他にも黒いのと白いのがたくさんベランダにいるというのに、懐かしのヒーローを彷彿とさせたメダカはメダカに非ず・・・熱帯魚。
付け加えると、このテッカマン・メダカの水槽は、他のメダカに使っているのと同じプラ槽ではいけないらしく、購入した状態のまま瓶で育てるのがよいのだ、とも。
さて、このまま6角形になりそこねた瓶で育てねばならぬとは、テックセッターッ。
(瓶がセッタールーム)
❇アニメ・テッカマンを知らない方には意味不明と思います。ごめんください。
ちなみに瓶のサイズはテグーが砂浴びするサイズで、決して大きくありません。
そんなこんなで、ミユキメダカはそのまま瓶で飼育することになりました。
すでに1尾がワタフキ病を発病しているので、さっそく薬浴させています。
このメダカが青銀色の体をヒラヒラ動かすと、全体が小さくキラキラと波打ちながら青く光るので、確かにとても美しいメダカだと思いました。きっと本物の鉄仮面は素晴らしくキレイなのだろうなぁ〜と想像が膨らみましたし。
ただ、昨年の楊貴妃メダカの飼育以来、この手のメダカはちょっと難しいという感想を持っています。
それというのも、飼育の簡単な黒メダカや白メダカの感覚で、楊貴妃メダカを楊屋外(ベランダ)で越冬させようとして失敗・・・なのでこのミユキメダカはこのまま室内で “瓶飼い” するほうが無難そうです。
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