お気に入りのオモチャは獲物と同じ/ラグドール2017/12/27 20:49

今日は猫の話題です。

昨日のウサ兄とリビングでニラメッコした後の続きのお話からスタートです。

 

リビングに遊びにきたウサギにソファの専有権を譲っていたネコのダン君は、ウサギがケージに戻った後、すぐにソファの上に登ってお気に入りの場所を奪還。

 

よい場所は、みんな好きですね。

 

さらにそのあと、ソファの背もたれの上に登ってピンとしっぽを立て、遊ぶとき以外あまり登らない場所で何かをアピールしていた様子でしたので、なんとなくこちらもアピールにこたえたい気分になりました。

 

どのみちウサギにあまり相手にされず、遊び足りない気持ちが残っているはずなので、一番お気に入りのオモチャで完全燃焼してもらうことにしました。

ということで・・・狩り本能を刺激されて興奮しているときは、鼻の穴が大きく膨らんだ状態で顔のパーツが中心によるので、見る角度によってはダン君の顔は“濃い顔” にチェンジします。

ただし鼻の穴が膨らんでも呼吸は静か。

仕留める前に鼻息で存在がバレては、獲物に逃げられてしまいますものね。

 

さて、ダン君のもっともお気に入りのオモチャで遊ぶときは、必ず取らなければならない対策がございます。それは誤飲対策です。


ダン君は成猫になるにつれて、「他のオモチャはただのオモチャ。お気に入りのオモチャは本物の獲物」となってしまいまして、“お気に入り” はウカウカしていると捕獲した後に食べられてしまうので注意しなくてはなりません。

  

こちらが、超お気に入りのムシをGET中の様子・・・鼻息フガフガです。虫にツメが強く食い込んでいるので、ここで引っ張ると虫がちぎれて食べられて食べられかねないので慎重に。

 

・・・目つきが険しく少々唸ってみたり。もはやラグドールとしての本分から逸脱中。

このお気に入りのオモチャだけは本物の獲物らしいのですよね。

(ここでもむりに引っ張ると口の中でオモチャが千切れて誤飲しかねませんので注意中)

 

さて、飲み込まれる前に獲物を取り返すわけですが、このとき獲物からネコの気をそらす方法をとっています。

 

もうひとつのオモチャをチラつかせて集中をそらしたり、顔面に息を吹きかけて鼻や目に刺激を与えて集中をそいだり、です。

 

   唸られないような接し方をしていても、獲物が絡むと唸られてしまうことがあります。食べ物なら問題ありませんがオモチャを本気で獲物と間違えることがありますので注意しましょう。

 

ということで、もしも猫じゃらしが食べられそうになったときは、新品の気に入りそうなオモチャや、2番目にお気に入りのオモチャをシャカシャカと差し出したり、少し強めの息を顔面に吹きかけたりしています。

(上からばさっと布をかける方法は逃げられてうまくいっていません)

 

獲物を取り上げられそうになると少々唸りますが、ダン君の場合は、獲物を取られてしまえば手の平をひるがえしたみたいに「にゃぁにゃぁ」とラスカルみたいな鳴き方に戻ります。


食べもので釣りやすいネコさんなら、好物をチラつかせるのもいい方法なのかな? ダン君は食べものに反応しないので、実際に好物で釣る方法が効くかどうかは不明です。


ということで、狩に半分成功したところで顔面に息を吹きかけられ、アッと口を開いたら獲物に逃げられた(取り上げられた)ので、狩は第二ラウンド・・・という写真です。
このあと、最終的に集中が切れたところで獲物は遠くへパタパタと飛び去り、狩は終了しました。

*食べてしまう唯一のオモチャだけが ”半分成功しつつ失敗に終わる狩り” です。
 他の狩はいちおう成功して終了するか、飽きてお終いですので、狩れないストレスにはなっ ていませんし、時には失敗に終わる狩があってもいいですよね。