頭も体もジリジリと成長中/オランダシシガシラ2018/01/11 18:02


昨秋から3尾の組み合わせになったシシガシラ2尾とmix琉金のその後の様子です。

 

もめ事らしいもめ事もなく穏やかな水槽生活が続いて、この冬の間に全員ひと回り〜ひと回り以上大きくなりました。


ずーっと小ぶりなままでちっとも大きくならなったmix琉金も、獅子ペアにつられたかのようにサイズUPを果たし、色模様も白色が基調のデザインにチェンジ終了です。


この調子だと、皆もうちょっと大きくなりそうなので、この水槽はこの3尾で締め切りです。


水槽の底が見えているのは、皆で沈下型の餌をモグモグやるので、その部分だけ砂利がなくなっているから。「もう、くわえた石が口に引っかかる心配をしなくてもいいのか」と、やっと思えるようになったのもごく最近で、小石を吐き出せなくなった事件のインパクトはけっこう大きかった模様です。(幼魚の頃、口の中の小石をピンセットで引っ張り出してレスキュー)

 

オランダシシガシラの頭はさらに隆起して、幼魚の頃の愛らしさは消え去り、カンロクのある赤い魚に変貌したかのよう。

とはいってもこれは見た目の話で、当たり前ですがこの金魚の “赤いトサカ” は勇猛さとは一切無縁・・・見た目と中身のギャップが新鮮です。


このシシガシラの姿を見て最近よく思い出すのは、水族館でボヨ〜ンとしている平和風なナポレオンフィッシュ。彼らのコブの中身は脂肪で、使い道は諸説あるようですが、いわゆるオスの必須アイテムに違いないようです。


それに対して、シシガシラのコブは皮膚がカブト状になったもの。

なので、このトッピングは金魚用ではなくあくまでも人間用(観賞用)で、金魚同士が相手のトサカに驚いたり、脅したりするために使われてはいない・・・はず。


とにかく、はじめの頃は「宇宙人みたいになったな〜」と、古いスターウォーズに登場する宇宙人に重ねて見ていましたが、見慣れみると、愛嬌のある可愛らしい風貌に見えてくるものですね。

金魚の楽しみ方は色々と思いますが、シシガシラは、コブのおかげで顔つきがユニークになりましたので、その風貌を楽しませてもらっています。