近頃のサンポ事情/チンチラ&猫2018/01/18 17:21

チンチラのジズーくんです。(愛称ズーくん)夕方〜夜の散歩中の様子です。

昔からサンポの時間は2030分と決まっていて、時間になるとお決まりのメロディ音が♫ピ〜ロピロリロ♫ となる仕掛けになっています。

メロディが鳴ると反射的にケージの入り口に向かう時と、帰るものかと逃げつつも掴まれないように自分でケージの中に入る時と、逃げ回って帰ろうとしない時の、3パターンがございます。

帰り方に何パターンあろうとも、少し追い立てるとケージに誘導されてすんなり帰る仕組みが出来上がっているので、ちっとも手間はかかっておりません。

(逃げ込めそうな隙間や場所ふさいでおくだけ)

 

ただし、愛猫のダン君が成猫になってからのこの数年間は、このズー君のサンポには新たな手順が増えました。

それは、リビングに猫がいることを確認した後、リビングの扉をきちんと閉めること。

ズー君が遊ぶ間、猫のダン君には専用トイレの置かれているリビングで待ってもらっているわけですね。(リビングの扉は内側から猫があけられない構造)

ところが、家族の中には肝心なときにリビングの扉にスキマを作る者がいたり、猫の「とびら開けろ」というリクエストに反射的に応えて扉を開ける者がいるわけです。

 

そうすると、たとえばこの写真のズー君の向こうにうっすらと写っている↑あの猫扉から、バコッとダン君が入ってくる日があったりして、そうなると、一気におサンポ会場に緊張が走るのでした。

そんなとき急いで対処しようとして慌てて動くと、チンチラの動きに勢いがついて猫の興奮が増すので、こちらはかなり気を使います〜。

 

猫としては、兄貴分のウサギと同じ感覚でチンチラの兄貴と遊ぼうというつもりなのでしょうね、けれどもウサギと違ってチンチラとの絡みは失敗の歴史があるのみ。


そして・・・久々にヒヤッとした先日は、ふいに猫扉から入ってきた猫が、ホイホイとハイスピードで跳ね回るチンチラに一気に興奮・・・で、慌てたように動いた猫は斜めに滑ってしまい、飛び跳ね中のチンチラにぶつかるような形で蹴りを入れてしまったのでした。

(ラグドールの肉球の間の毛は無駄にロン毛→切ってもすぐに生えてくるので滑りやすい)


猫の変な転倒で不意打ちをくらったズー君は「ヴギッ」と鳴いて少し痛そうな動きに…。

とにかく急いで猫を隣りの部屋に移して、再び ”サンポ” に戻ると、ズー君の抜けた毛の束がフワ〜と床のうえを漂っているのが目に入りました。


チンチラは自分の毛の一部を抜いて逃げる習性がございます。

どうやら猫とぶつかったとき、ヒットした部分の毛を抜き逃走をはかろうとした模様です。


それはもうサメザメと「ゴメンなさい」を連発する光景でございました。


猫にしてみても、盛り上がっていたところで、ツルッと滑り、チンチラと人間から同時にギャッと叫ばれ、一気にテンション下がったでしょうに、じゃれつきたい習性が招いた惨事かな。


この日 ”ふんだりけったり” という言葉はズー君とダン君のためにありました。


ちなみに我が家の猫は56キロ。

チンチラとウサギは500600グラム。

いくらオットリとした性格の猫でも、まともにじゃれつかれると体格&体重差で小動物たちは痛い思いをします。とくにチンチラは穏やかな動物ですし、動き方も猫には刺激が強すぎますので、この先も2匹が一緒に遊ぶことはないでしょう。

 

まれに、ズー君のサンポ中に猫の闖入事件が発生したときには、ダッシュで猫を別室に移動させて、サンポが終わるまでそこで待ってもらっています。

ただし待たされている間、猫はかまって欲しい&一緒に遊びたい・・・グニャホニャゴルゴル情けない鳴きかたで、文句を言いつつ扉や壁をカシャカシャやるので、時々可哀想になることもあったりして。


こんな調子で、我が遊んで欲しいキモチ4年分をばチンチラにぶつけたい猫と、そんなの知ったこっちゃない感じが爽やかすぎるチンチラ、相変わらずの2匹です。