お寺の境内にある洋風テラスへ/石窯ガーデン2018/05/28 19:28

久しぶりに石窯ガーデンテラス/鎌倉の浄妙寺へ行きました。

8〜9年ぶり? 

しかも前回は寒咲きのクロッカスが咲くまだ早春の寒い時期で、庭は静かでした。


この古い洋館の向こうにガーデンテラスが広がっています。

 

今回はいろんな花が咲いていたので、庭をのんびりと歩いてまわってから、テラスでまったりお茶をしてくつろぐことができました。

お花&行楽のシーズンですから、お客さんもたくさん。食べて、話して、お庭の写真をパシャパシャ撮って、みなさん優雅なひとときをお過ごしのようでした。

 

一重咲きのピンクのバラ。


その一重咲きのピンクのバラが植えられている景観はこんな感じ。

紫色の玉アザミみたいな花が(きっとアリューム)バラの合間からニョっと出ていますが、この花は庭のところどころで咲き……、

ペンステモンとも一緒に咲いていたりもして、広い庭だからか、この大きな花の玉がステキにみえました。一度くらいウチの庭でアリュームを使ってみようかな。

 

このロザンネとキャットミント(ネペタ)みたいな何か……の組み合わせは、「いただきました」って感じです。

運良く花のタイミングが合えば、淡いブルーのコンビネーションが楽しめるかもしれず、ウチの庭ではこれらがバラバラに植わっているので、一緒に植えてみたくなりました。

ただ、キャットミント(ネペタ)はハーブのミントみたいにはびこらないものの、切り戻しと風通しの確保をしなければ、梅雨以降は蒸れてゴシャゴシャになります。なのでウチのバラの花壇でこれをやるには、スペース狭いかもな〜とも思いました。

 

奥に行くにつれてしだいに暗くなってゆく道のサイドに、キョウカノコ(赤い花)や斑入りのフウチソウ(黄色いグラス)と、ん?……手前の葉脈が赤い感じの葉っぱはソレル?


キョウカノコのアップ。高い位置にふわふわした花が咲きます。


シェードガーデン側でも「いただきます」を連発。

斑入りのセリ(エゴポディウム)がうまい具合に他の植物と一緒に生えていたので、少し勇気がわきました。

(ギボウシ フッキソウ 斑入りのセリ/エゴポディウム シダ類他)

 

というのもこの斑入りのセリは、考えナシに地面へおろすと、地下茎をのばして激しく増えるそう。それで一株いただいたのはいいけれども、どうしたものかと思案にくれておりました。そうこうするうちに、何かの幼虫が居着いたらしくセリの葉をモグモグやりはじめまして、鉢の周囲に糞がコロコロ……このままでは、何を育てているのかわからなくなりそうで、この斑入りのセリを生かす方法を考えなければと思っておりました。

で、このセリは、テラスでは間引きしながら管理しているのかな? 

けっきょく最後はやってみなければわかりませんよね。ドクダミを間引くように引っ張れば済むのだけならなんとかなりそうですし、案ずるより……。

 

テラスは浄妙寺の境内ということで、洋館を出ると“山アジサイの小径”なるものが続いています。

小径のすぐそば置かれている椅子の背後には、これから花が美しくなるカシワバアジサイと、これから色づこうとしているまだ花が緑色のアジサイ(アナベルかな?) それから、黄色い花のキンシバイが咲き始めたばかりで、きっと花が見ごろになったらこのベンチに腰掛ける人が増えそうな気配がしていました。


山アジサイの小径には、その名の通りヤマアジサイがたくさん植えられていました。

このアジサイは、大きく育ったとしても、繊細さは相変わらずで、やりようによってうるさくならないのがいいところです。


まだ花の色づいていないものも混じっていましたが、自宅で鉢植えにしているヤマアジサイと同じ品種のものが伸び伸びとしているのを見ていたら、ふと鉢から出してみようかな〜って思ってしまいます。


山アジサイの小径は、ここを登ってお終い。しっとりとした和の小径もまた、洋の庭とは違うおもむきがあってステキですね。