そろそろ抜糸/ラグドール ― 2018/10/09 17:05

猫のダン君の黒色細胞腫を取り除いてから、はや一週間がたちまちした。
先週末には、細胞検査にまわされた細胞腫について結果連絡をいただきまして、良性とわかってひと安心いたしました。
それに術後の投薬(たぶん抗生剤)は、今回はお薬が飲みやすかったおかげで、水に溶いたものをシリンジで飲ませるだけで済みして、しかも微妙においしく感じたのか、ゴクゴク喜んで飲んでくれました。
もし苦い薬だったら、マーガリンに練りこんで無理やり食べさせなければならないので、その方法に比べるとだんぜんラクでした。
(ウェット系フードを一切受け付けないので苦い薬が飲ませにくい)

途中経過の写真をばひとつ。
レーザーで細胞腫を切除した後に皮膚を縫合しています。
耳の付け根に近いところに見える糸みたいなやつがソレです。
昨日はなおりかけの傷にカユミが発生したのか、いつの間にか掻いてしまったらしく出血したので、貸してもらったエリザベスカラーを装着してロイヤルな気分にひたってもらいました……って言えたら良かったのですが、ダン君にとってカラー生活は大変だった模様。

治療用エリマキをつけると自分の体の位置情報みたいなものがわからなくなるらしく、あちらこちらにぶつかってしまって歩きにくいうえに階段の昇降もヘタクソになってしまい、階段を踏み外してドタドタッと転落したりもしていました。
けれど、飼い主の目が届かない間は、かきむしり防止のためにもエリザベスカラーは欠かせません。
それに、カラー付きのニャ体にすったもんだしたのもいっときのことで、 “体+カラー” の身体感覚をつかんでしまうと、高いところへのジャンプも「カラーの分だけ多めに跳ぶ」というふうに、器用な一面を見せてくれました。
感心、感心、変なカラーを付けられてへこたれたのは、少しの間だけ……。
ということで、今回はこれで終えることができそう。
明日の夕方に抜糸に連れて行くことができれば、敵か味方かわからないエリザベスカラーともひとまずオサラバです。
レーザーメスのあと、きれいに治っているといいなぁ。
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