生きもの見聞録

今年の始めに迎え入れた白い４匹のランチュウたちは、夏のうちに相次いでお星様になってしまいました。

本音を言うと、そのランチュウたちが宅配で届いたばかりのときの印象が、すでに“弱々しい”感じで、結局その後も、虚弱な状態を脱することができませんでした。

よく頑張ってくれたと思う反面、出合いが短くて残念……。

……で、少し懲りたというのか、良くも悪くも勉強になったというのか、“お魚通販”の経験値がそれなりにあがりまして、元気がよくて長生きしてくれそうな美金を迎える知恵やコツを、少しばかりそなえることができました。

なので、秋口に新しく迎え入れたランチュウたちはみんな元気いっぱいで、これまでのところ病気知らずの頼もしさです。

いわゆる、◯◯系といった系列があるランチュウもいれば、系列なしのただのランチュウもいて、どのグループも個性的で甲乙つけがたし……あまりハマると　“らんちゅうだらけ”　になりそうです。

もしそうなると、いろんな意味で大変なことになるので、今いる子たちを立派に育てることに集中しようと思った次第です。（いくつかの水槽に分けて育てています）

……ということで、水槽を立ち上げて間も無い頃の様子ですが、新顔のランチュウたちの様子を１枚。（当歳魚）

彼らの体は、上から見るためのステキなデザインをしているので、これからは上から成長の様子を眺める楽しみが増えました。

写真の子たちは一ヶ月以上が過ぎた今も元気モリモリで、体も着々と大きくなっていて、色の感じも個性豊かに変化しています。

そのキレイな成長ぶりは、まるでじわじわ色が変わりながら咲き続ける　”花”　を見ているようで、見入ってしまいます。