秋のバラ#4/ザラークアセンディングと名無しのバラたち2018/10/18 16:05

バラの話の前に、昨日のシュウメイギクの今日の様子をひとつ。

昨日の写真は、夕方の日没寸前の頃に撮ったものなので、改めて明るい日差しを浴びながらきれいに開花している姿をUPいたします。


 

ということで今日の本題、バラの話に入りましょう。

秋になって二期目や四期目を迎えたバラがポツポツ咲いておりまして、今日はザラークアセンディングがポツリと咲きました。

開き始め(昨夕)


ひらききった様子(今日)


虫に葉っぱを散々食べられてしまったので、花の背後にあるはずの葉っぱがありません〜。虫の忌避用のエキスはたびたび降った雨に流されるばかりで、虫に集中的に葉っぱを食べられたバラとそうでないバラとに分かられてしまいました。

全体的に虫が少なかったわりに、バラの葉を狙った幼虫はいつもより多く発生していたような……きっとそんな年もあるのでしょう。


こちらの黄色いバラは、木が充実したのか、きちんと二期咲きするようになった、名のわからないバラです。

一ソフトな黄色とレモン色の二色が一度に咲いて、咲き進むにつれて色が淡く薄くなっていきます。なので黄色いバラ3枚の写真は、現在同じ木に同時に咲いている花になります。


このバラはとても強いらしく、時々施肥をすることと、花ガラつみや冬の手入れをすること、キャットミントをそばに植えていること以外は、なにも手をかけなくても問題なく育ちます。

葉も花も元気で病害虫知らず。

最近「このバラを、バラの花壇の中心に植えればよかったのかな」と思うことがあるほど。

自然任せでも、葉も花も美しさを保ってくれているので、それなら手をかければもっとキレイで立派なバラに育ちそうです。


ミニバラです。少し背が高いので地植えにしていて、意外に強いからか、あまり手をかけなくても育っています。

見ての通り可愛らしいバラには違いないのですが、あえて難点をいえば、花の開き方がイマヒトツという点。

バラによって、開ききると雰囲気が変わってしまってバラらしさが減るものがありますが、この手の花が咲くバラは、しっかり開かないとせっかくの魅力がアピールできません。

……と言いつつ、赤い花が少ない庭には貴重な存在なので、赤系の花が咲き続けるヒースと一緒に名脇役やってもらっています。

やっぱりバラは存在感が違いますね。

開きかけでも、半開きでも、1輪だけでも、バラはバラです。