イメチェン終了2015/03/19 12:39

チェイランサス(プルプレア)です。
実物の花びらの色は、もっとうすくて淡い紫色です。
おとなしい雰囲気の花で、植木鉢に寄せ植えされています。

真冬の間も、ポツン、ポツン、と小花をつけ続けて、まるで交代制でも敷いていたようでした。
いつ見てもどこかに1つ2つと、ひたすら咲き続けるこの花の強さに感心しましたが、とくに今回の冬は幸運で、寒波や大雪の難を逃れることができたんだなとも思いました。
いくら暖地でも、このチェイランサスの咲き続ぶり、寒いなりにも過ごしやすかったのだろうと。

冬の間中、この花が植わっている鉢に目をやると、淡い紫の小花が「ぽつ」「ぽつ」「ぽつ」。
終わりのないダルマさんが転んだを、一対一でやってみるみたいな・・・この小花の周辺では時間が止まっていました。


いつもそこにある、というのが当たり前になっていたからでしょうね。
いつの間にか花の量が増えて、何輪もが風に揺れるようになっていたらしく、今週に入って、ずいぶん様子が変わっていたことに気づきました。

そうかそうか、これがこの花の本分だった、さらば「ぽつねん」の日々よ。イメージチェンジは終了だね?
周りの寄せ植えの花たちよりも、一足早く本番を迎えたやる気満タンのチェイランサス、今年も秋までよろしく、なのでした。

ところで、他にも何か見落としていないかな〜と思って、通りの桜並木を見上げたら、枝が桜のつぼみだらけになっておりました。
(まだつぼみは青い)
近所の街路に立っているモクレンのエレガント巨木は、いまにも満開になってやれと、勢い込んでいるようで。
モクレンが完全に咲ききった後に、並木の桜が咲き始め、桜が終わると野生の藤がジャラ咲き・・・。
まるで天然の目覚まし時計が、次々に「新しい季節がきたよ」と知らせているみたいで、心が誘われますね。