谷戸の自然を散策 ― 2015/07/27 19:08
先週末、谷戸(やと)のあい間の緑地に出かけてきました。熱中症の警報が出ていましたので、午前中のうちに出かけて、小一時間ほどで歩いて回れるコースをぐるりと一周する予定で出発。
目的地は鎌倉市の広町緑地というところで、ここへきたのは、3年ぶり、2度目。
今回もまた、現地の比較的近所まできたところで、また道がわからなくなってしまって、途中でウロウロしてしまいました。
(鎌倉市内の他の自然公園に比べると道が分かりづらい)
この広町緑地、しばらく前に整備されて、より良くなったと耳にした通り、また行きたくなるような、素敵な緑地公園になっていました。
湧き水でできた小さな川と湿地帯、上に登れば、丘陵から眼下に相模湾が広がっていて、見晴らしがいい日は富士山も見えるような、自然がぎゅっと詰まったおいしい緑地帯・・・という良いところが、確かに今回、とてもよくわかりました。
というのも、前回は、森や湿地の中に入ると、足元も道標も不確かで、さまよい歩くような感じがありまして・・・立ち入らないほうがいい場所もあるだろうし、どこをどう歩けばいいのやら、と、時々戸惑ってしまいましたので。
それにしても、自然を保存、保護しながら、ちゃんと整備もしてしまうなんて、凄い技術があるものですね。
大きなビオトープの中で、人間が生かされている感じを、しっかり味わってまいりました。

ということで、ガマが生い茂る中、木道を歩いていると、湧き水でできた小さなため池があって、そこにたくさんのトンボが飛び交っていたので、ますショウジョウトンボを1枚。
久々にショウジョウトンボの“赤”をじーっと見ていたら、なんだか、目がギラギラっとしてきて・・・エネルギー充填されました。
途中、たくさんの蝶々も、シャキシャキと目の前の横切っていきまして、その種類の多さには驚きました。
ただ、蝶々たちの動きは素早く、先を急ぐみたいにどこにも止まろうとしないので、結局、蝶々は、うまく写真に撮ることができませんでした。
ってことで、ひたすら休憩中のトンボ狙って撮る・・・。

しめくくりの写真は、笹のトンネル。
丘陵の中腹付近に、笹のトンネルでできた道がいくつも作られていて、妙にワクワクさせられました。

とりあえず、富士山が見える側の眺望所まで周ってみましたが、天気は晴れでも、景色は全体的に白く霞んでいたので、遠方の富士は見えず、相模湾も少し白っぽく見えたかな。
別の季節の様子を、探索してみたくなりましたので、秋になったら、また出かけてみようと思います。
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