パワー充填中/ラズベリー2015/07/10 21:09


久々に雨が上がって、太陽を見ることができました。

今日になって、ラズベリーの実の中に黒く熟した実が混じり始めましたので、本日の話題はラズベリーに決定です。

 

まず上の写真は、5月に咲いた花の様子ですが、木苺というだけあって、花はイチゴに似ていますね。

花びらは、ほんのりと淡いピンクにも、薄いラベンダー色にも見える色をしていて、たくさん咲いていても派手にはならないのは、花が地味で薄い感じだからかな?

 

ラズベリーとブラックベリー、ざっくり言えばほぼ同じみたいなんですけれど、より寒冷を好むのがブラック(半日陰がいい)で、温暖を好む(日当たりが欲しい)のがラズ、みたいですね。

ここは暖地なので、売り手が気を利かせてくださっていたのか、販売されていた苗はラズベリーでございます。

なので、日当たりの良い場所で育てています。

 

このベリーさんは、3年間ほど鉢植えにしていましたが、今春、地植えにチャレンジしたところです。

地下茎でよく増える植物らしいので、はびこるようなら、いつでも掘り返して植木鉢に戻せるように、やりかえが簡単にできる場所に植えています。

やっぱり、地下茎で横に這うように増えるタイプって、周りの植物を駆逐する可能性があるからか、植える場所に慎重になりますよね。

 

6月の末までには、全体の実がほぼ赤く色づくので、全体にどれくらい実がなっているのか、ハッキリしてきます。(↓6月末頃)


ラズベリーって、地植えにしても、たくさん水を必要とするみたいで、気がついたら土がカラカラに乾ていたり・・・その点は、地植えにしたから水やりの心配が減る、という一般的な植物と違っていて、鉢植えの時とかかる手間は変わらなかったりします。

なので、水やりの手間がはぶけるのは、梅雨の、雨が続いている間だけかも。

 

さて、こちらは今日の写真。いきなり熟れている実が出現。

熟した実はどうしようかな〜。


実は、今年はじめてユスラウメの実をジャムにして食べたっていう程度で、もともと実のなる植物は、気が向いたらテイスティング感覚で、1つ2つ口に入れてみるくらい。

基本的には鑑賞しかしていませんでした。


理由は、他の動物や昆虫がずっと熟れ頃を見張っていて、先を越されるのが常だから。

 

鳥だろうとアリだろうと、一番美味しそうなものを、熟れた先から食べるわけですから、残っているのは熟れていないか、もう熟れすぎているもの。

 

子供の頃は、いつもアリから、イチゴの土手っ腹に丸い穴をあけらてばかり。

必ずアリのほうが一足早くて、どうやっても美味しいときにイチゴを食べられないって、歯噛みしていたものです。

 

ただし、ラズベリーはそれほど食べにくる生きものがいない様子。

過去に、少しばかり食べられた形跡を発見したことがあるものの(多分ハクビシン)実の多くが最後まで残っている感じなので、今年も、人間が食べない限り、実は観賞用でお終いになるかもしれません。

 

この予想が外れて、もしもハクビシンがコソコソ食べにくるようなら、それはそれで、少し考えないといけないし。

というのも、片方では、金魚の水瓶周辺にハクビシン向けに忌避剤を巻いておきながら、もう片方では、寄っていけと言わんばかりにラズベリーの実がなっているって、明らかに、人間側が無駄に活力を浪費している気がします・・・。

 

とにかく今年はたくさん実がなっていることですし、ハクビシンがラズベリーを好むのかどうか、これからハッキリしますね〜。

結果をまた、報告いたしましょう。