暑さが心地いい?/レモンマートル2015/07/28 17:13


なぜか、少し前からレモンマートルの花が咲き始めて、あと少しで満開になりつつあります。

 

花が咲くのは、毎年5月頃なのになぁ。

 

実は去年、この木はあまり元気がなくて、常緑の木のわりに、葉っぱがたくさん落ちましたし、花も咲かずじまいになりました。

今年もまた、5月に花が咲かなかったので、2年連続で不発?と思っていたら、少し前からつぼみがたくさんふくらみはじめまして。 咲く季節がズレている〜、一体どうなるのかな〜、と、成り行きを見守っていました。

 

ところで、この木は、原産地ではかなり背が高くなる高木らしいので、庭にじかに植えず、大きな植木鉢で育てています。

 もともと、かなり暑い国出身の木らしくて、育て方のガイドにも、日本では、冬は室内に取り込むほうがいいと書かれていました。

 

でも、これまで屋内に取り込んだことはなく、2度の豪雪にも耐えていて、今日まで無事に生き続けています。

 とはいっても、このレモンマートルにしてみると、2年連続で大雪に見舞われて、しかも数日間も雪に埋もれたままになるなんて体験は、DNA的に衝撃を受けたに違いない・・・。


夏は酷暑、冬、時々極寒・・・ではございますが、なんとか、ここの環境に馴染んでくれるよう、頑張り続けて欲しいところです。

 

さてこのレモンマートル、すでに育て始めて4年が経過して、植木鉢の底から木の上までの大きさは、2メートル30〜40センチになりました。

 

今年はやたらと元気がいいので、もしや、植木鉢の底から、ひそかに根っこを地中深くに伸ばして、地面とつながっているんじゃなかろうか? と少しばかり疑っているところ。

もしそうだったとしても、今は対策とか考えたくないので、鉢の底の様子を確認するのは、花が終わってからにしようと思います。

 

 

花の香りが周りに漂いだす今、レモンマートルの、甘く優しい蜜のような香りに誘われて、虫たちが集まってきていますよ。

 花に埋もれている虫もいれば、交尾をしている虫もいて、アリやハエ、各種甲虫、花は虫で賑わっています。


 

置き土産に、産卵とかしていかないで欲しいところですが、これまでのところ、特定の虫の食害にやられるような出来事には遭遇していないので、大丈夫かな、たぶん。

・・・いえいえ、これまで夏に咲いたことがないわけで、この虫たちの飛来ってのは、本来なら起きないはずのこと。(初夏の開花だけに、アリとかハエ、アブで賑わうのみ)


今回、どうなるのかな?

 

 思いがけず、夏の庭に、春から初夏の木の花が咲いた理由は分かりませんが、せっかくなので、今は可愛い花と蜜の香りを楽しもうと思います。