バラが続々と開花中/ハンスゲーネバイン2016/05/16 20:32


先週末から開き始めたハンスゲーネバインは、昨日には1輪目がほぼ開きました。

今回は、虫に喰われたツボミが多少あれども、咲き方は合格点。

このハンスゲーネバインが、充実した感じで咲いたのは始めじゃなかろうか、というくらいに、大きさや厚みがこれまでとは違ってしっかりしています。

この後、他のツボミも大きくきれいに開いてくれたら、もっと嬉しいな〜・・・。

実はこのバラは初心向けで、しかも四季咲きのバラ。ずっとこれまで、ハンスの実力を引き出せずにいたわけでして、でも今年はもうちょっと頑張って咲いてくれそうな気配です。

 

名のあるバラに手を出して、3年目になりましょうか、まだまだビギナーの域から出ていません。

そんな中で気づいたことといえば、バラの世話では「余計な遠慮はしないほうがいい」ということでした。

定期的な肥料は当り前で、虫忌避の天然スプレーは雨で流れれば即散布するネチこさが肝。バラ強化の木酢の散布も、マメにやるのがいいようで、しつこさと、適度なやりすぎ感がバラを守っているようです。

 

ところで、5/9の日記に「ア・シュロップシャイア・ラドに、3年目にして始めてできたツボミが、虫に喰われた」とお話したところでした。そのあと、1度くらい花を見て見たいな〜と思って、そのまま切り取らずに様子を見ておりました。

どうやら虫にかじられたのは、花の外側周辺部分だけだったようで、運良く、今回バラとして始めて咲いた姿を見ることができました。

おそらく、実際のシュロップシャイアの花のサイズはもっともっと大輪なはず。

それに比べると、始めて咲いた1輪はこぶりですが、咲いてみればなかなかの存在感でしたので、今後の成長が楽しみです。(今夕はもう少しだけ中心部分が広がっていました)

 


こちらはラークアセンディングとキリギリス。

観察している限りでは、雌しべ? 雄しべ?それとも花粉なのでしょうか、キリギリスは花の中心でムシャムシャやっているような頭の動き・・・ジーッと見ていたら動きが止まって、どこかへ移動していきましたが、どうやら花の上で何かを食べていたようです。


5/9の日記&写真では、キューガーデン(バラ)の上にキリギリスがいました。

で、あの後、キリギリスがバラの上で何をしていたのか知りたくて、食性を調べていました。

それによると、キリギリスには肉食寄りのものと草食寄りのものがいて、両者に共通してよく食べられているのはイネ科の植物の穂なのだそう。

その検索の途中で、バラの花の上にいるキリギリスの写真をいくつか見つけて、そこに、「若いキリギリスは花粉を食べる」と書かれてある一文を発見しました。

 

そうか〜、バラとキリギリスの組み合わせってのは、この時期にありがちな光景だったんですね。

今までは庭でバラが咲いていても、花の数があまりに少なかったせいで、キリギリスがバラの木に登ることもなかったのでしょうね。

 

あともう一つ、レメンブランスremembranceFL系)

こちらは年末に購入したばかりなので、今回咲いたのはバラ屋さんのお力です。

スカーレットという名前の色だったので、どんな赤い色なのかと待っていたら、朱に近い独特な赤色でした。

これが、昔いただいた “ボーダー◯ォン” のTシャツと帽子の色によく似た赤で、イギリスでは何かしらの意味を持った赤なのだ、と教えてもらった覚えがあります。

 

個人的な見解になりますが、レメンブランスって、日本の赤(朱・緋・茜・紅)と同じように、お国柄を表す色を身にまとったバラと言ってもよさそうです。

庭に赤色を増やそうと画策して、ちらほら赤い花が咲くようになっている中で、この赤色だけは異彩を放っているのでした。

 


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