ヒメサユリとタマシャジン2016/05/13 19:24


今年も1輪だけ、ヒメサユリが桃色の花を咲かせました。
背丈は20センチくらい、小さな植木鉢に植えています。

写真は1週間ほど前の開いたばかりの時の様子で、今はオレンジ色の花粉を花の内側に散らしていて、そろそろ花を終えようとしている様子です。

 

このあと、来年の植え替えを忘れないように、プレートに「植え替え/2月」と書いて、植木鉢に刺しておこうと思っています。

このヒメサユリの植木鉢には、謎の端正な雑草が根付いていて、毎度、魅力的な小花を咲かせてはいくつものサヤを作ります。

はじけたサヤからは、まるで種がユルユル飛行で飛んでいるかのごとく、すぐ側の高山植物の植木鉢群に到達して着々と仲間を増やしています。

この辺りでは見かけない雑草? なので、ヒメサユリにくっついて、はるばるここまでやって来たのでしょう。(購入したのは3年前)

雑草とはいえ、避暑用の棚の上ばかりで増えているあたりから察して、そこらへんの雑草ほどの駆逐力はなさそうです。

きっと、避暑用の棚から遠く離れた、リアルに湘南な場所に落ちた種は、暑い時期を越せずにいるのでしょう。

 

さて、春のお日様をたくさん浴びている最中だったヒメサユリ。

今日は太陽が夏っぽくて、しかも昨夜降った雨が日中は太陽に蒸されたので、結構、日光浴がキツかったはず。

いくらなんでも夏越しの心配を始めるなんて、気が早いかなーと思いましたが、結局、避暑用の棚に移動しました。


 

もうひとつ、ヒメサユリと同じく涼しい場所が好きで、ずっと避暑用の棚の上に置かれているタマシャジンも、待ちに待ったシーズンを迎えました。

まだ咲き始めなので、花数もまばらで、花にパフパフ感がありませんが、2鉢あるうちの1鉢が数日前から開花中です。

このところの、1日のうちに寒さと蒸し暑さの間を往復するような、不思議な気候は、タマシャジンには快適ではないはず・・・それなのに、いつもの涼しげな色でさらっとした空気感を漂わせてくれている〜、満開が待ち遠しいです。

 


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