暑いのに「フツー」って感じ/ムクゲとヒメフヨウ2016/07/06 19:17


ムクゲの花が毎日のように咲くようになって、アリも毎日、ムクゲの花の周囲に集まるようになりました。

3年ほど前から、夏に咲く花を少しずつ庭に増やして、“蒸し暑くても楽しい庭”を目指しているものの、コレという植物を選ぶところでノロノロと時間がかかっています。

初夏から秋口までパッと咲く花といえば、やっぱりフヨウの仲間は外せない・・・けれど、日当たりを好み、そのうえ大きく広がるタイプの落葉樹は植える場所がありません。

 

毎夏、隣家でムクゲが咲き続ける様子を、塀越しに楽しませてもらっていますが、そのムクゲは定期的に電動ノコギリで大胆にカットされていて、それでいい具合におさまっている状態です。

で、ばっさり切られたムクゲはどうなるのか見ていると、すぐにロウソクの炎のような形に葉っぱを茂らせて、芽吹く力が強烈。

なので、ムクゲはやり方次第でうまく扱えそうだな〜という期待感を抱いています。


・・・と言っておきながら、結局、写真のムクゲはまだ植木鉢から出せずにいる、というのが本当のところだったりして・・・。

さすがに今夏は鉢の中が根で一杯らしく、水切れを起こしやすくなっているので、鉢のサイズをあげるか、勇気を出して地植えにするか、次の手を打つタイミングにきています。

 

こちらはヒメフヨウ(アニソドンティア)。

実は、4年前に苗木を買って、地植えにしょうかどうしようかと悩んでいるうちに、炎天下で水切れを起こして、枯らしてしまったことがありました。

なので、この写真のヒメフヨウは再度手に入れた若木で、すでに地植えも完了していて、もう枯れる心配はなくなっています。

きっと今年は、根っこを張りながら花も咲かせ、さらには上にも伸びようという状態なので、今夏は花は少なめだろうと思います。

 

枯らしてしまった初代ヒメフヨウの時、地植えを躊躇した理由は、まず1番に日向好きで勢いよく素早く成長する点に圧倒されたからでした。

次いで、2メートルの高さで枝がドバッと横に広がったヒメフヨウを近所で見かけて、名前はヒメでも、微妙にヒメっぽくない気がして・・・。

 

そんな経緯をへて、やっと地面に下ろせたヒメフヨウ。

南西の、昼過ぎから日光が当たる場所に定植していて、今後どうなっていくのか楽しみです。

仮に、このヒメフヨウがモッサモッサになりかけても、ウッドデッキの上からジョキジョキ切れる位置に植えているので、枝すきもラクラク〜、きっとうまくいくでしょう。

 

今日のラストは、庭にずっといながらにしてこれまでタイミングが合わずに出番がなかった、マルバストラム。

フヨウとかムクゲと同じ“アオイ”です。

花の大きさがヒメフヨウと同じくらいで(4センチ程度)、花にはあまり見かけない色、軽くて淡いオンレンジの花が魅力です。

(半月前あたりに開花期は終えていて今は葉っぱだけになっている)

 

写真だけではわかりませんが、地面を這うように伸びる性質で、植木鉢にいたものが地面に逃げ出して、あちらこちらで繁栄していたりします。

実際に、このマルバストラムは、ハナトモ(花友)の庭で増えたのを分けてもらったもので、ウチの庭でもすでに3箇所に根を下ろしています。

雑草に紛れ込みながら生える点は困りもの、でも、除草作業中にバリバリっと引っ張られたとしても、生き残ったところからぐんぐん伸びるので、花の様子からは想像できない屈強ぶり。


アオイの仲間って、なかなか強いですよね。