生きもの見聞録

庭では、四季咲きのバラが夏の花を咲かせたものの、優雅とはいえない状態なので、途中で摘み取ってしまいました。

それというのも、バラを保護＆強化のために散布するエキスは、梅雨の途中から中断（雨ですぐに流れる）していて、そこへ蒸し暑さが加わったので、バラとしても花どころではないはずです。

ちなみに、７月の上旬にきれいに咲いたキューガーデンは、期待以上の強さを見せてくれましたが、この連日の夏空の下ではだんまりこくっています。

そんな中、いつのまにツボミをつけたのか雑種のミニバラが、昨今の蒸し暑さをものともせず、今朝きれいに開花してビックリしました。

病気をせず、虫の食害にも合わず、夏バテもせず、しかも　“四季咲き始めました”　？？？

いくら名のない雑種のバラといっても、このバラの強さは格別です。そんなエネルギッシュなバラに誘われるように、夏を喜ぶ生きものたちが集まってきていて、ショウリョウバッタとオンブバッタがピコピコ跳ねていました。

こちらは、このバラの花壇を縁取っているペニーロイヤルミント（匍匐性／グランドカバー向き）で、少し前から花を咲かせています。

大抵、花をつける前に一度間引いてしまうので、このミントの丸くて淡い色をした花を見るのは、かなり久しぶり。

久々に花を見た感想は、以前はもっとザワザワと花が立ち上がって咲いて、見た目も足元もやかましかったのに、今回はコンパクトに咲いてかわいい。

もしかすると、間引きをしなかったぶん、しつこく踏み踏みしていたので、その影響で全体的に花の丈が低めに抑えられて、いい具合になったのでしょう。