ノリウツギの乱 ― 2016/07/15 18:28

2〜3年前に地植えに切り替えたノリウツギが2本。
そのうちの1つは、今年はかなり勢いがついていて、花房がいっぱいつきました。
なので、とても喜んでいましたが、予想以上に枝が伸びまくって途中から樹形が乱れ、写真のように、花の重みで地面の側まで下がってしまいました。
ちなみに、1番したの花は地面から10センチほどの高さ。
(しかも撮影した日の天気は晴れ)
そして、昨日今日は雨。
水の重みで全体がさらにたわんで見栄えが悪くなり、せっかくの白い花も、石垣や地面に近づきすぎた結果、雨で跳ねた泥で汚れる結果になりました。
これから “開花シーズン” って時に、全体がゴチャゴチャになってしまって鑑賞どころではなくなったので、泥水がかかる花房の枝を、いくつか深く切り戻してしまいました。
まだ咲きかけなのにな。
内心、もっと大胆に刈り込んでスッキリさせたい気分でも、花のシーズンがこれからなので、本格的な剪定は花が終わるまで我慢です。
アジサイの仲間のわりに、ノリウツギの枝の伸び方は感覚がつかみにくくて、鉢植えの時から今に至るまで、 “上手な楽しみ方” ができていません。
枝がスッキリ立ち上がるように剪定しても、地面と平行に伸びる枝へと変化するので、せっかく咲いた花は毎度のごとく地面スレスレに。
あーやっても、こーやっても、ノリウツギはいつも知らん顔、あぁもどかしぃ。
なので、もっと単純に考えて、今度から強剪定(半分かそれ以下の高さに切り戻す)でバッサリ切って、花をスッキリと見せるようにしていこうと思いました。
ということで、開花途中で切られて生け花にされたノリウツギの写真を2枚。


見ての通り、まだ咲き始めたばかりのものばかりで、生け花としても “これから” 状態。
とは言え、失敗のおかげで、めったにやらない贅沢な生け花が楽しめましたし、来年はスラッとしたノリウツギを鑑賞するという目標ができました。
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