葉っぱという名の葉っぱ#2 ― 2017/01/25 20:05

ハナトモにわけて頂いた時にはすでに名無しだった〜といった内容でした。
(2年前の1/28)
そろそろまたこの“葉っぱ”のことでも書こうと思い立って、いまだに見つけられずにいる名前を探してネットで検索をかけましたが、相変わらず、それらしいものを発見できずじまい。
身近に流通しているところも、一度も見かけないままですし、これはもう迷宮入りになりそうな気が。
いかにも外来種っぽい姿形に、なんとなくブドウの仲間を思わせる風貌、この“葉っぱ”の故郷の国では一体何と呼ばれているのやら、想像を巡らせるばかりです。
半ツル性の観葉植物で、インテリアとしてはオシャレ〜・・・なのに、いまひとつ人気が出ない理由があって、店頭から姿を消していると考えるのが適当ですよね。
確かに、普通に養分を含んだ土に植えると、1年でドバーッと溢れだしたツルが垂れ下がります。なので、鉢やら株やらセッセと更新していく手間がかかると言えばかかるかも。
それもあって、この1年は超・低栄養の土に植えて、忘れた頃に極薄の液肥をあげるという、苦行系の過酷な環境に置いてみたのも事実です。
その効果がでて、成長速度はスローになったものの、同時に葉の量も少なくなってしまいましたので、次の土替えではもっと栄養分を足そうと思っています。

こちらの写真は紅葉中の葉をアップで撮ったもの。
今月に入って室温が一気に下がってからは、まるで葉脈にワインが流れているかのような紋様が浮いてきて、只今おいしい葉っぱが完成中です。
ま、ざくっと言えばただの紅葉なのですが、この“葉っぱ”がこうして変色するというのは、実は「レッドゾーンに入りました」というサインではなかろうかと思っています。
というのも、まだこの“葉っぱ”の性質がわからなかった頃、挿し芽でたくさん株を増やしてから、いくつかの環境条件を試したことがありました。
その中で、チャレンジャーの2株を屋外の冬越しに挑戦させたのですが、あえなく惨敗。
“寒くて溶ける”といった感じの、不気味にトロける枯れ方をされて、耐寒機能ほぼゼロと思い知らされたのでした。
なので、毎年こうして紅葉風の演出を見るたびに、「ギリギリの寒さ」ということが”葉っぱ”から伝わって来るような・・・そんな気持ちになるのでした。
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