満開中のジューンベリー2017/04/12 18:50


庭にはベリーと名のつくバラ科の植物がいくつかあって、最近グーズベリー(スグリ科)も試しに手に入れたばかりでしたので、白い花を満開中のこの木が“何ベリー”だったか忘れておりました。

 

鉢植えでも育てられる矮性のジューンベリーで、成長はスロー、見た目もおとなしいです。

ようやく花が多く咲いて存在感が出てきましたが、それでも繊細で静かな印象に変わりなく。

今年こそは、秋の紅葉まで見られるといいなぁと期待しています。

 

いえ、その前に、苗木レベルでもいっぱい花が咲いて、周囲を虫が飛び回っていたので、その名の通り初夏の頃には“実”がなるはずです。

 

ということで実について調べてみますと、早々に野鳥が食い尽くすのだそう。

 

美味しい実のなる木となると、絶えず熟れ具合をチェックしているトリや雑食系の野生動物が競合なので、鑑賞すら難しそうですね。

 

そうは言っても、今年は去年に比べて何倍もの花が咲いたので、熟れる前の青い実ならば見られるでしょう。

 

お話ついでに、白花ヒマラヤユキノシタの花がようやく開ききって、少し前のベル状の時とガラッと感じが変わりましたので、写真に撮りました。

こうしてみると、うつむいていた時と違って中心のピンク色が見えるので、まるで違う花のように見えます。

思い返すと、毎年「スズランのように咲いている時が可憐だ」、という感想を持った2週間後あたりに、「なんだ、全開が可愛いじゃないか」と、思い直すことを繰り返しているような。


常に新鮮な驚きに満ちているハムスター的な記憶力・・・いちいち忘れるほうが愉しめることもありますものね。