シラユキゲシのこと ― 2017/04/19 19:28
こうして花だけ見ていると、シンプルでかわいいシラユキゲシ。
半日陰〜日陰の環境で咲くので、暗い場所だと魅力が割り増しします。
少し前から咲き始めて、昨日今日と花の数が増えたので、「やっぱりこの花はいいな〜」と再認識しているところです。
このシラユキゲシはずっと植木鉢で育てていたのですが、前回株分けをした際に、試しに一部の株をお手製の植桝(ウエマス)に植えてみました。
小さな植木鉢をたくさん増やすよりも、広めの植桝に入れたほうがスッキリするだろうとの考えで。
けれども、この植物は本気を出すとすごいことになると知りました。
というのも、植桝に移植した ”株” は、同じ植桝に植わっていたアスチルベやギボウシを押しのけるか覆い隠すかしながら、モンスター級の姿格好に変身したからで・・・。
それで先日、他のおとなしい日陰植物たちが完全に飲み込まれる前に、空いた植木鉢に移したばかりでした。
どうやらこのシラユキゲシは、ウチの日陰の庭では鉢植えで育てるのがいいようです。
鉢植えのままならハート形のかわいい葉っぱは3〜5センチの間に収まっていて、背丈も20〜30センチ程度で落ち着きます。
参考までに、鉢から出されて自由を与えられたシラユキゲシは、背丈は50センチ前後、ハート形の葉っぱも15〜20センチになって、全体的にムチムチとした不敵な植物に変貌しました。(ここでの環境条件です/温暖・湿度が高め・日陰・等々)
半日陰〜日陰のエリアは、へたをすると清潔感を失いやすい面もあって、鬱蒼とならないように、ごちゃごちゃしないように、なるべく気をつけるようにしていて、フリーバージョンのシラユキゲシは良い失敗例となりました。
そもそも日陰に緑を植えることで、かえって暗く湿っぽくなっていては本末転倒ですものね。
ブログの文頭のところで、「やっぱりこの花はいいな〜と再確認した」というのは、植桝に植えたシラユキゲシに豹変された経緯があったからでした。
もちろん小さく育つように管理すればステキなので、いずれシラユキゲシ用に、細長い小さな植桝を作ってみるのも面白そうですね。
まぁ、写真の通り植木鉢でじゅうぶん楽しめるので、余計な考えは捨てましょう。
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