花の数が4倍に/ア・シュロップシャイア・ラド2017/05/17 20:39

昨年、少々いびつながらも、ようやく花を1輪だけ咲かせてくれたア・シュロップシャイア・ラドは、今回は順調にいけば4輪の花を咲かせてくれそうです。


今朝、早朝の頃の開き始め様子がこちらで、


午前中をかけてゆっくり広がり、


おやつの時間頃にはこんな感じになっておりました。


まともに咲いた姿をまだ見たことがないので、これから花がどのように変化してゆくのか楽しみです。

 

顔を近づけるとほのかにフルーツっぽく香っているのがわかりますが、今日大きく開いたばかりだからか少々青い匂いが混じっているような気も・・・香りはこれから変化するはずなので青っぽさはじきに消えるでしょう。

 

なにせ、先に咲いた他のバラの香りがかなり強くて、さらにバラ以外の花の香りも一緒に混じっている様子で、今回も花数の少ないシュロップシャイア・ラドの香りは負けそうです。

参考までにフルーティーな香り、もしくはフルーティー+ティーの香りがするそうで、もし微香でも開いた花の数が増えれば、庭は漠然とローズ系の香りで満ちそうです。

 

ところでバラは、今ぐらいの時期に咲く春の花が一番美しいですね。

色、大きさ、花びらの数、香り、どれもがぎゅっと濃縮しているのが今の時期に咲く一番花なのだとつくづく思いました。

 

そう考えると、今春なぜかツボミが1つしかつかず、しかもその1つきりのツボミすら虫にやられて1つの花も見られなかったザ・ラーク・アセンディングは、かなり残念な結果だったということになりますね。 昨年は咲いた花にキリギリスがうだうだしにきて、何枚も写真に撮って大喜びでしたのに。

周りの地植えのバラたちは皆順調ですので、ラークだけがブラインド(葉っぱばかりでツボミがつかない)になった原因は謎のままです。

ただ品種によっては、今回の春先の天候不順(低温続き)に対応できないものもいそうで、それがラークだったのかもしれません。

 

バラのお話ついでに・・・今日のお昼どき、横浜に所用で出かけたついでにルドゥーテのボタニカルアートを見に行き、大量のバラの版画に囲まれてかえってきました。

5〜6年前、渋谷にルドゥーテを見に行った時は、テーマが “美花” でバラは全体の一部でしたが、今日の展示は ”バラの図譜” でしたからひたすらバラだらけ。


バラの歴史の一端を垣間見ることもできたので、少しはバラに賢くなれたかな・・・。

 


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