夏毛へ急げ/ラグ猫 ― 2017/06/09 18:46

半年ほど前に買った三人掛けの中古のソファ。これを一瞬で二人掛けにするのは猫ヂカラか?ちなみに、人間が2人腰掛けると「俺のスペースがなくなった」と言わんばかりにソファから離脱するので、猫さんの頭の中では ”二人掛け” と決まっている模様です。
とにかくソファなるものがよほど気に入ったらしく、毎日うだうだゴロゴロ毛をなすりつけて猫の毛だらけにしています。

そんなモフモフの毛も、これからの季節は奇妙な具合にカットをされることが増えてきます。
すでに、胸元の豊かな毛はからみあって所々で毛玉を形成したので、集中的にチョキチョキやって毛玉の除去は完了。本来なら、エレガントなスカーフみたいにフンワリなるハズの襟元はまだら模様に仕上がっています。
しかも、先日は柔らかウン◯を1粒、お尻の毛にからませた状態でトイレからお出ましに。
さらには、そのようなアクシデントが立て続けに2回もございまして、お尻周辺のリッチな毛も、ウン◯もろともジグザグにカットにいたしました。
どのみち、夏場はいつもお尻の周囲の毛をザクザクと切ってしまうので、早いか遅いかの違いです。
・・・と、ロン毛が裏目にでる出来事が続いていた昨今。
この1週間前からは、1日1回のブラッシングではお手入れが間に合わなくなってきたので、ブラッシングは1日2回になりました。
日によりますが、朝より夜のブラッシングのほうがブラシに毛が多く集まるので、朝中心だったブラッシングは夜中心にシフトして、連日、夜のブラシは大猟続きです。
すいても、すいても、ブラシに毛がたっぷりとついてくる様子は、猫版サスペンス劇場。毛が豪快に入れかわっているのだろうと思いつつも「大丈夫かな?」「毛の病じゃないよね?』というふうに、あまりの抜けっぷりに恐れをなす夜もございます。
そうやってドバドバ毛が生え変わる気分は人間にはわかりませんが、ひとつだけ確かなのは、このところのブラッシングは心地よい、ということ。
珍しく素直にお手入れをさせてくれるので、やりやすくて大助かりです。

そんなダン君、顔の毛はまだこげ茶色成分を多く残していますが、背中側の毛の色はだいぶ淡くなりました。顔も含めて全体が淡い色になれば、いよいよ夏猫の完成です。
でも、本当なら紫外線が強くなる季節は顔の毛色は薄くならないほうが、太陽も眩しくないのでしょうにね。
動物の毛というと、冬に白っぽくなり夏に濃くなるイメージを持っているので、いつもそれと正反対の色に変わるダン君は、なんだか新鮮です。
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