雪景色を見に/箱根町2018/01/29 17:01

箱根は雪景色が見られる〜と聞きまして、またもや箱根方面へ出かけました。

路面の雪は除雪されて路肩に寄せられていましたし、山の麓から頂上付近まで、どの道路もうっかりミスさえしなければ問題なく走ることができる状態。

なので、安心して雪景色が見られるうえ、めったとない人の少なさで、一度も渋滞に引っかからずに箱根山/大涌谷まで到達することができました。


あえて難点をいえば、昨日の日曜は山の上の天候がいまひとつで、これまで体験したことのない強い寒風が嵐のように吹きすさんでいたことでしょうか。

防寒下着の上から冬の山用のシャツやズボンを着て、さらにその上から防寒中綿パンツやジャンバー……と、3重に防寒しておりましたので平気でしたが、装備が手薄で寒風にさらされた顔面はキーンと凍てつく寒さを味わいました。

 

溶けずに残っている白い雪が硫黄の色で黄色く染まっていて、いつもとは違う表情を見せる河口付近の様子。

地面で熱いところは吹き出し口の周囲だけなのか、火口全体の地熱はさほど高くないように見えまして、それが少し意外でした。

それというのも、いつも遠くから見ているばかりで、決して火口に近づくことがないので、ちょうど、できたての黒卵のカラが熱くてムク時に大変なように、半端じゃない熱さに違いない〜というイメージを持っておりました。なので、残雪が多く残っているいのが印象的で……。

 

で、いつものように黒卵も食べました。火山風味の卵はいつ食べてもウマイですね。

黒卵の伝説によれば、また寿命7年×卵の個数がチャージされて延命したはずですが、人の生存の限界を超える個数をすでに食べているので、これは無効ポイントです、きっと。

 

人が少なめだったおかげで、手水舎に湧くぬる〜い冷泉をゆっくり手にかけられました。

ほのかな白い湯気が冷泉全体からモクモクとあがっていましたが、冷たい強風に吹き散らされるので写真には撮れずじまいです。

ともあれ、雪景色の大涌谷も楽しゅうございました。


 


こちらの続き2枚の写真は、全面が凍りついていた精進池(しょうじんがいけ)の様子です。

池の周囲は冷凍庫の冷気が漂う寒さでしたが、大きな池が凍りついた景色見たさに、寒さを忘れて周辺をウロウロ……歩道の深い雪を踏んで歩く人はなかった様子で、足跡のない雪道はきれいなままでした。

 

美術館の庭園の庭の小さな池。小池全体がシャーベット状になっているようみ見えました。

厳冬で小さなビオトープが凍るのは必須ですよね、いずれまた草木が茂った頃に来てみたくなりました。

 

そして縁起物のヤドリギ。(西洋では神聖扱いだそうで)

この写真を撮ろうとして、またもや木道からダイブ転落してしまいましたので、個人的にはご利益はなかったってことかな〜?

ただ幸いだったのは、落差があまりない木道から落ちただけだったことと、ハマッた場所が一面に深めの雪原状態だったこと。

いつのものように落ちた先が海や川じゃなかったのでラッキーでしたし、雪にボスッとはまる感触は愉快。

うっかり見とれると危険を呼ぶヤドリギは、実際に栽培が難しそうで、その珍しさからラッキーアイテム扱いなのはわからないでもなく……そう考えると、ヤドリギを発見しやすい今の時期、落ちたり転んだりハマったりしないように足元に気をつけつつ樹上をチェックして歩くのも、面白い冬の遊び方ではないかと思います。

 


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