クレナイや津江の小テマリの色が濃くなりはじめ/ヤマアジサイ2018/05/29 17:52

やっとヤマアジサイのクレナイが、その名の通り紅色になりはじました。

花のはじまりは真っ白なので、それがクレナイだとは気づかないと思います。

昨日の記事、石窯ガーデンから続いている山アジサイの小径にも、白のアジサイに混じってまだ白いままのクレナイが生えているのを見ることができました。

比較的近所の土地でも、ちょっとした環境条件の違いでクレナイ色になるタイミングがズレるのですね。


こちらはほんのり色づいた頃の様子です。こうなるとクレナイだとわかります。

参考までに、ベニガクも同じように白からスタートします。うちの庭のベニガクはまだ白いままで、これは品種の違いによる時期の違いかな……。


で、クレナイの中でも真っ先に色づいた花はこちらです↑。このあと、もうちょっと紅くなります。すでに花粉も吹きこぼれていて、葉っぱの上に白い花粉が小雪のように落ちているのを見ることができます。

やっぱりクレナイの独特の可愛らしさは、いつ見ても飽きませんね。

 

こちらはツエテノコテマリ(津江の小テマリ)です。

2年前の記事に“ツエテマリ”と表記して写真をUPしていたようで、今しがた訂正を入れました。(昨年も名前を間違えているのかな?見つけたら訂正いたします→6/1分を訂正済)

ともあれ濃い青々とした小テマリは美しいばかり。

せっかくなので、変わりはじめの途中の様子もひとつ。おいしそうな夏のデザートのような色をしています。


アジサイはとにかく水が大好きなので、鉢植えは乾き具合のチェックを怠れません。

2回ほど水が切れかけて、ぐんにゃぁ〜となった日もありましたが、ちゃんと復活してこうしてきれいに咲いてくれて、嬉しいことですね。

 

ヤマアジサイの中でも古参のアヤ(綾)は、今年は小さくポツリと1輪だけが開花。

昨年の花後の手入れのとき、特別な何かをしたわけでもないのに、今季は1〜2本の古い枝を残して全体が勝手に新枝に入れ替わりまして、思わず「え?自動更新した?」と話しかけちゃいました。

そして、強いな〜と感じ入った次第。緩やかに生えてきた新枝で作られた直径はおよそ2530センチなので、とりあえず根を張り広げたのでしょう。

ということで、今春地面から一斉に出てきたばかりの新枝には残念ながら花は咲きませんが、きっと来年は、これまでになく山盛りの花を咲かせてくれそう。

いまから楽しみにしています。


実はこのアヤについては、諦めかけておりました。 地植えにしたあとも、あまりにも勢いが出ない状態が続いていたので……確か鉢植えの期間が10年近くあって、当時は育て方も今よりずっとヘタでしたので、弱っていたのかもしれません。

たいていは株を少し育ててから地植えにして、3年を過ぎる頃には元気に伸びはじめるのがよくある成長パターンなので、それから漏れるとつい病気や衰弱を疑ってしまいます。

そんなわけで、地際からいきなり続々とオール新枝出現させリニューアルしたヤマアジサイは後にも先にもアヤだけ。こんなこともあるのですね。



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