ヤマアジサイの季節/アヤ、クレナイ、ベニツルギ、佐久間テマリ2019/06/06 15:40

ヤマアジサイの開花が始まったのは少し前のこと。

庭のヤマアジサイの中ではどちらかというと開花が早いアヤ(綾)が、今年もいちばん最初に開花。

木が自発的に古い枝を更新をしたかのように、昨年のうちにほとんどの古い枝が枯れてしまいました。

なので今年は若い枝ばかりになってしまって、花は生き残った枝に咲いた3つばかり。そのかわり、入れ替わるように地際から生えてきた若い枝がたくさんあるので、きっと来年はたくさんの花を見られるでしょう。

 

クレナイ(紅)です。色が変わってゆく様子を順番に並べてみまししょう。


最初は白色にはじまり、次第に赤い色がのってきて、個人的な好みではやんわり染まったくらいの頃が表情の愛らしさに顔がほころびます。

紅色に変化中のクレナイと、似たような花姿に見えるベニツルギのツーショット。

(両者は葉っぱの形、色と茎の色が全く違います)

こちらは、クレナイの色変化の見本臭のような1輪。


そして、こちらが今朝撮ったもの。

外側のガクが反り返り始めると、ついに色もくすみはじめておしまいです。このクレナイの赤い色もこれから暗くなっていって、枯れた色になったところで変化を終えます。

 

改めてベニツルギ。一番手前に写っています。(三つ上の写真に写っているものと同じです)

ベニツルギの背後には、色変わり中のクレナイが、さらに奥に写っている濃いピンク色は終わりつつある佐久間テマリです。

このベニツルギ(鉢植え)もおそらく地植えにすると今の薄い青色ではなくなるのではないかと思います。そのへんは土のpHバランスに気を配ればいいわけで、気が向いたら土の調整をしてみようかと思っています。

 

佐久間テマリの名前がでたので、今年のサクマテマリの様子をひとつ。

今回は土の影響でピンク色になりました。

鉢植えから地植えにしたばかりの前年までは、やさしい水色でしたので、そのまま今年も水色だろうとタカをくくっておりましたので、一瞬「あれ?」となりました。

3つ上の写真にうつりこんでいるように、終わりかけの今はすでにかなり濃いピンク色になっていますが、この色もかわいいな〜と思いました。