ホトトギス復活 ― 2019/10/24 15:06
毎年秋になると花を咲かせていた、3種類の品種を寄せ植えにした鉢植えのホトトギス。今年は7月の涼しい間にツボミをつけてしまい、そのあとの続く酷暑で全体が枯れたようになってしまったので、ほとんど咲かないだろうと諦めておりました。
というよりも、あまりに枯れたので、9割がた死んでしまって、生き残ったわずかな株で降り出しにかえった状態になるに違いない〜予想しておりました。
ところが、先日から咲き始めた渦中の鉢植えのホトトギスは、いつもより少ないなりにも、勢いをまして次々に花を咲かせていて、やっぱりはびこるタイプの山野草は強いな〜と関心させられた昨今です。

ということで、元気で生き生きとしている青い花のホトトギス。
生命力はありますが、交雑しやすいのか、同じ品種が種で増える様子を見ることがないので、逆に地植えにしても大丈夫なのかな〜と思っているところです。

一番上の写真の青花のホトトギスと同じ品種と思われますが、赤みがかっているからか、少し違って見えますね。

こちらは、こぼれ種で増える勢いがすごい品種のホトトギス。
植木鉢からこぼれた種は、庭の方々で芽吹いて似たような色模様の花を咲かせていて、ある意味心配がないホトトギスとなっています。ことしもさらに、こぼれ種が方々に運ばれることでしょうね。
こうして元気がいい秋の野草が庭の方々で咲いているのを見ると、控えめな姿形とは裏腹のたくましさに、力をもらうことができますね。
このホトトギスは、あともうしばらくのあいだ花を楽しむことができそうです。
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