スミレの化身: 生きもの見聞録

今年もニオイスミレが咲きました。
１週間前には開花していたのですが、もっと咲くかな？　と待っていても花数が増えなかったので、とりあえず花が少ないまま撮影会です。

いつの間にか、株が詰まっていっぱいいっぱいになっていたようです。
昨年、鉢の更新を忘れていたんだ・・・と先日気がつきました。
がぁーん！！ときましたよ。

一時期、いろんな種類のスミレに興味を持って、育ててみたことがありました。
昨年、季節になると咲いてくれていた２鉢が、寿命が終わってしまったようになってしまって、今、鉢植えのスミレはこのニオイスミレのみ。
地植えにしたスミレも、場所がピタリとはまると勢いよく栄えますが、場所が合わなかったらしき株は、だめになるか、小さいままか。

スミレは簡単そうで、意外に気難しい種類のものもあるのだなぁ、と驚きました。


スミレがとても好きな方が近所におられて、そのお庭では、うまい具合にスミレが増え拡がっています。
育てる方の得意不得意や、環境条件もあると思いますが、その方の「一番好きな植物がスミレ！」というのがきっと大きい。

スミレ＝自分　とおっしゃっておられましたので、これはもう「スミレの化身のなせるワザ」ということで・・・。
とにかく楚々としたスミレたちが、そこここに群れていて、素敵なのでした。

それで、真似できるかな？　と思ってやってみたのが、今に至っているのでした。

鉢の更新を急ぎたいニオイスミレ。
でも、秋まで動かさないほうがいいのかな？　
よし、近所の「スミレの化身」に聞きにいってみよう。


３／２５追記
スミレの化身いわく
「いつもてきとうでいいよ、植物はあんがい強いよ」とのことでした。
（極意はいらない、なんとなくでいいのだ、と言いたげだな）
冬場は軒下へ移動〜みたいな場所にうるさいスミレじゃない限り、ワイルドなスミレは確かに強いですからね。
岩のすき間だろうと、踏みつけられようと、にょきっと生き続けていたりしますから。