雨の庭で/ヤマボウシ&アジサイ2015/07/06 20:01

雨また雨、雨はまだ止みそうにありませんね。

今年はヤマボウシがいまひとつぱっとしないまま、花が終わろうとしています。

(常緑ヤマボウシ/月光)

 

まだ2.5メートル程度の若い木で、今後もノロノロ〜っと育つらしく、今のところ大きな植木鉢に植えられています。

半日陰に置いているので、もともと花の数は少ないといえば少ないのですが、今年は、いつになく日照が少なかったかな。

雨の量も多くて、まったく乾く暇がないから、鉢の中は鬱陶しそうだし。

理由はいろいろとありそうですが、とにかく今年の花は、だらっと咲くうちに散りはじめてしまったので、なんだか物足りない感じがします。

 

ところで、隣家に一軒だけ、大きくて立派なヤマボウシが植わっている庭があるのですが、日当たりの良い場所に地植えにされているからでしょうね、今年も見事に花が咲いていました。

 

なので、本当は日当たりがいい場所のほうがいい、とわかっているのですが、なんと言っても我が家の庭は、半日陰の面積が広い〜。

だから、“半日陰でも育つ”とあらば、常緑ヤマボウシに限らず、なんとか環境になじんでもらおうとチャレンジしてしまうのでした。



ヤマボウシの花が終わりなら、庭で最後に開花した1輪のアジサイも、そろそろピークを迎えている様子。

これで、今年のアジサイは、全部咲き終わりました。

写真は、その最後に咲いた、ガク咲きのガクアジサイ。(鉢植え/先週末に撮影)

 

このところ庭は、せっかく咲いた花も雨にビシバシ打たれて、倒れたり痛んだり、水の洗礼を受けている状態。

雨の庭では、あまりゆっくりしていられませんが、今は、毎年恒例の梅雨の日課、選定のために切ったアジサイを花瓶に生けて、愛でる日々を送っています。

花を生けるのは下手ですが、庭で育てた花を一本一本手にとって、水揚げしいしい花瓶に挿すのが、なぜだか妙に楽しい。

 

それに生け花の能力がゼロでも、花そのものが綺麗だから、仕上がりは花頼み、こちらはただ花瓶に挿すだけでございます。

こうやっていると、花がある限り、いつまでも遊べますね。

 


ちなみに、庭から切り取ってきたアジサイって、かなり長持ちするんですよ。

特に、早めに切ったものって、いつまでもスッキリとした色というのか、咲きたての時の色を留めていたりします。

逆に、庭でギリギリまで咲いていたものは、花瓶の中では早めに終わってしまいますが、色が変化して濃くなっているところを摘むので、華やかな雰囲気ですよ。