桔梗キラー/ソバナ2015/07/16 18:30

ソバナが咲いています。

雨が一瞬やんだスキに、花瓶に飾る花をつもうと、庭をぐるぐるっと見回っていたら、いつの間に咲いたのでしょう? 昨日、その場所に花はなかったので、嬉しい不意打ちをくらいました。

 

大喜びでカメラを取りに戻って、撮影を開始したのはいいのですが、周りじゅうが雨に濡れているせいで、大量の雫が頭や服にボチャボチャ降りかかってきました〜。

 

このソバナは、木のたもとに植わっていて、しかも、すぐ横に低木が迫っているので、近づくには、身をかがめなければなりません。

結果、そーっとしゃがんでいるつもりでも、幹や枝にぶつかり草木が揺さぶられて、今朝は水を浴びる羽目になったのでした。

 

 ところで、このソバナは地植えにしてから、初の開花。

植木鉢で半日陰が大丈夫だったので、そのまま、半日陰の木の下に植えたのが昨秋。

 

土の中から、頼りないのがひょろっ〜と生えてきたのが、ほんのしばらく前のことで、正直、諦め気分になっていたところでした。

 

どうやら、そこそこ花も多めについているみたいですので、今夏を無事に越せれば、うまく定着してくれるに違いない。

 

ちなみに、この植物は山菜のように、食べられるみたいですよ。

薬草にもなる様子。

だから、生育条件さえ合えば、意外に強いよ、きっと・・・。

 

ところで、このソバナの苗は、定期的に埼玉方面からやってくる、移動園芸市で買ったもの。埼玉のあるエリアでは、このソバナって、普通に育っている植物なのでしょうね。イワシャジンに似ている通り、見たまま、キキョウの仲間でございます。

 

実は、うちの庭で地植えにされたキキョウの仲間って、なぜか消えゆく運命。

各種キキョウ&ホタルブクロ、どれもこれも、地植えにしたら、花が咲くどころか、すぐに死んでしまいます。

それでも今年、懲りもせずに購入したキキョウの仲間は、《頑丈/育てやすい/よく増える》

がウリの、ワイルド系ホタルブクロ。


 って、ワイルドと言われても、さすがに今回は地植えにせず、植木鉢で育てています。

ただ、まだ苗だからでしょうか、今年は“葉っぱ元年”という具合に、ひたすら葉っぱを茂らせ続ける日々。

一向に花が咲く気配がないまま、葉っぱの状態で鉢いっぱいになっているので、仕方なく葉っぱを鑑賞・・・。


こんな風に、たわわな葉っぱのキキョウが2鉢。

7月に咲くだろうと思いきや、ひたすら葉っぱだらけのキキョウに困惑、そんな折、地植えのソバナがジャランと咲いてくれたので、ぱっと気分が晴れました。


さて、キキョウの話のしめくくりに、植木鉢生活が4年の、カンパニュラの写真を1枚。

写真は咲き始めの頃のもので、アリが頭を突っ込んでいたり、何が原因なのかちょっと枯れている部分があったり、それでも空に向かって咲く”釣り鐘”がけなげです。


今現在は、満開も過ぎて、ポツポツと咲いている状態。

梅雨で、雨続きの頃に咲くせいか、しぼんだ花がすぐにカビるので、この時期は花ガラをどんどん取り除いて、清潔にしてあげないといけません。