降ったりやんだりの庭で ― 2016/09/13 17:56
鬱蒼と茂るシーズンが過ぎて、すっかり鬱陶しくなった庭を、集中的に手入れしたいこの頃。
少し前からは、雨が降るたびにイネ科の雑草が一気呵成とばかりに伸び盛って、穂をだそうとするので、ささやかな抵抗と知りながらも、雨が上がるたびにチョコチョコ引き抜いています。
そんな今日は朝から結構な雨降り。
しかも、空を厚い黒雲が覆っていたので、雨が降っている間は、日が明けきれないような印象を抱くような暗い1日に。
それも、やっと夕方前に少し雨が上がって、多少、空が白っぽくなったので、そのスキに庭を軽く回って・・・みたかったのですが、蚊の大群に周囲を囲まれたので早々に退散しちゃいました。
もう、立ち止まればアウト。
ホントこういう時に思うのは、「長い尻尾があればそいつをバシバシ振り回して、蚊を追い払えるだろうに」ということ。
とにかく、蚊にたかられる間は、カメラを構えさせてもらえない。
今日も、写真撮影と引き換えに、血を4〜5箇所ほど吸われました。
さて今日は、季節が移って再び咲き始めたセージの様子を少々。
もちろん種類によりますが、庭にあるセージの半分は、春以降から通年咲いている印象があります。
この通年タイプのセージでも、夏前にいったん手入れを兼ねて切り戻す場合が多いので、“今また秋になって咲き始めた”という感じになります。このセージは葉もオシャレで、香りもよく、アイボリー色の花もコロッとしていて、一人何役もこなしているようなセージです。
こちらは青色が清々しいブルー系のセージ。
これからの季節、このセージが傾いた陽を浴びてなんとなく揺れる姿をみると、昔見た、高くて濃い秋の空を思い出させるので、地味な割に気に入っています。
写真をあとひとつ。
追いすがる蚊を右に左に降りつつ、素早く鋭角に、騒々しく動いておりましたら、雨宿り兼休憩中だったらしいのモンキチョウを驚かせてしまいました。
蝶々はあまり活動的ではなく、飛び方もノロノロしていて、このあともまだ雨が降るのかな?と思ってしまいました。
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