黒出目金の墓が暴かれる ― 2016/12/21 19:35
今年の夏頃の話では、
「藤沢の金魚まつりですくってきて以来、何年にもなる金魚がついに襲われてしまった、いたずら対策用の金網を“手”でどかして、みんな食べられちゃった、アライグマだけに手を使われた」云々〜〜〜。
この顛末に関する余談を付け加えるなら、アライグマの襲撃後、金魚がいなくなったプラ桶を掃除しようと水を抜いていたら、いつの間に生まれたらしい子どもの金魚が底のほうに何匹もいたとの事。「そんなこともあるんだ」と一緒に驚き合いました。
話を本筋に戻しまして、我が家の界隈で頻繁に出没するのはハクビシン。
極々稀に、深夜にアライグマの叫びらしき声を聞くことがなくもありませんが、たいていは、何者かにビシバシやられている姿を思い起こさせるような”悲鳴”で、どうやらこの付近は、アライグマが定住しづらい環境になっているようです。
というわけで、今回、野生動物のアタックを受けたのは星になったばかりの黒出目金の墓で、今朝、地面にぱっくり開いた穴から、埋葬した亡骸が消えている光景を目にした瞬間、5秒ぐらい現場を虎視したまま固まってしまいました。
足跡からして、高い確率でハクビシンが疑われ・・・。
そして、「この調子でいくと、屋外の水瓶の金魚をダメ元で狙う時期が、例年よりも早まりそうだな」という考えが何となく浮かびました。
狙われないための保険に、程よい高さのガーデンフェンスを水瓶の周りに施して、ジャンプしづらい状態にようにしようと、さっそく画策が始まっています。
というのも周辺のハクビシンといえば、毎年2月頃に水瓶を襲撃→蓋の金網が邪魔で失敗に終わる&水中にフンをひり出す→立ち去る→時々魚たちを死なせる物質がフンに含まれている、という具合に、未来をも簡単に予測できる黒歴史年表が出来上がっている次第。
今年は、”掘り上げた金魚の亡骸が食べ頃を過ぎていた”という感じで、死骸を放置して去ることが夏以降から2度ほど起きていたので、このところは、お墓の上に分厚くコーヒー殼を敷いて対策していて、うまくいったと喜んでいた矢先でした。
少しコーヒー殼が足りなかったのかもなぁ。
そんなこんなで、本当なら今日は「黒出目金が星になりました」という報告をするはずでしたが、「黒出目金が餌にされました」というお話になってしまいました。
ここに6年間いてくれて、最近相次いで星になった出目金ペア。
ユニークに見える行動パターンで笑える2尾でした。 (10月上旬頃の写真)
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